AKB48グループ“黄金世代”41名が新成人に、宮脇咲良「AKBの全盛期をもう一度」

本日1月8日に東京・神田明神でAKB48グループの新成人メンバーによる成人式が行われた。

今年は宮脇咲良（HKT48チームKIV、AKB48チームA）、岡田奈々（AKB48チーム4、STU48）、白間美瑠（NMB48チームM / AKB48チームA兼任）、高橋朱里（AKB48チーム4）、向井地美音（AKB48チームK）ら41名が新成人に。成人式には欠席となった冨吉明日香（HKT48チームKIV）を除く40名が出席。神田明神には彼女たちの晴れ着姿をひと目見ようと多数のファンが集まり、熱い声援が飛び交う中式が執り行われた。

まずは各グループから1人が新成人を代表して挨拶。向井地が「やっと大人になれた実感が沸きました。AKBは先日組閣発表があり春から新チームでの活動が始まるので、各チームでこの20歳のメンバーがチームを引っ張っていけるようにがんばります」と意気込む。蜷川実花プロデュースの鮮やかな晴れ着を着た宮脇も「まず一番最初に両親にありがとうと伝えたいです。HKT48としては先日アルバムをリリースして、まだまだ止まっていられないので全力で走っていきたい」と続き、各チームの代表者から新成人となった喜びとグループ活動への力強い言葉が届けられた。

宮脇は今年の新成人がグループ史上最多の人数となったことについて「今日初めて同い歳だと知ったメンバーもいて……まずはメンバーをしっかり把握して、新しい未来を進んでいきたい」と周りを見わたしつつ、記者から毎年恒例の「今年の新成人は何世代？」という質問が飛ぶと「私たちは黄金世代です！」と堂々宣言。「黄金世代というのは自分から言うものではないけど、未来のあるメンバーばかりだと思っています。みんなでAKBの全盛期をもう一度作っていきたい」と強い眼差しで語った。

「皆さんお酒は飲みましたか？」と尋ねられると、数多くのメンバーが手を挙げる。高橋は「総監督（横山由依）のお誕生日会のときに飲みました。初めて一緒にお酒を飲んだら、総監督がより高い声になっていてびっくりしました」、岡田は「峯岸みなみさんが私と村山彩希（チーム4）をおいしいバーに連れて行ってくれた。峯岸さんは私たちにとって母親のように偉大な存在。キャプテン同士分かち合えることも多かった」と先輩とのエピソードを明かす。宮脇は「さっしー（指原莉乃）がHKTに移籍したとき、私は14歳くらいだったので『6年後には私はもういないと思う』と言われていたんですが、さっしーは今もいてくれているので。一番最初にお酒を乾杯したいなと思います」と語り、「さっしーは大人のメンバーを連れて飲みに行くんですが、それをジュースを飲みながら見学していたらさっしーが全然酔わない。後輩がつぶれていくのを見ていてたくましいなと思ったので、どっちがお酒が強いか勝負をしたい」と期待をのぞかせた。

その後は植木南央（チームKIV）が「私は2年に1回くらい大きくニュースに載ることがありまして。空き巣被害だったり違法植物栽培疑惑だったり……そろそろ何かやらかして、知名度が上がればうれしい」と報道陣の笑いを誘う場面も。岡田はAKB48のニューアルバム「僕たちは、あの日の夜明けを知っている」のジャケットのセンターを飾ったことについて「今まで活動してきた中で、家族だったり周りの人に支えていただいたおかげです。人としてもアイドルとしても誠心誠意生きていきたい」と語気を強めた。宮脇は20歳として迎える今年の総選挙について「本格的に1位を目指したい」とコメントすると、それに対して白間が「えー！ 私も1位狙いたいです。20歳の生誕祭のときに『NMBのセンターに立って、AKBのセンターにも立ちたい』と言ったので。戦うぞ！」と意気込みを見せる。向井地は「この世代で1位を目指したら面白いですよね。41人で1位を目指して、大波乱の総選挙にしたい」と目を輝かせた。