CHAIの「PINK」レコ発東京編、来年の意気込みも元気に宣言「見とけよー！」

CHAIの全国ツアー「1st Album『PINK』発売記念『やっぱり育ちたいトゥアー』」の東京公演が昨日11月23日にWWWで開催された。

10月にリリースされた1stアルバム「PINK」を携え、11月より全国8都市を巡るレコ発ツアーを行っているCHAI。東京公演は愛知・CLUB ROCK'N'ROLL公演、大阪・LIVE HOUSE Pangea公演に続くワンマン形式でライブが行われた。

この日は「CHAI-WAVE HOT-RADIO」と題したアニメーションVTRの上映ののちライブがスタートされた。バンド名を形どったネオンライトをバックに、CHAIはアルバム「PINK」収録曲を中心に披露。「ハイハイあかちゃん」「N.E.O.」ではカナ（Vo, G）とユウキ（B, Cho）がよりグルーヴ感を高めたセッションを展開し、オーディエンスのテンションをどんどんと上げていった。

さわやかなシンセサウンドで彩られたミドルナンバー「フライド」ののち、マナ（Vo, Key）は「CHAIは4人ともコンプレックスをいっぱい持っているんだけど、それが全部詰まったのが『PINK』なの」と新アルバムのコンセプトについて説明した。彼女は「みんなコンプレックスある？」と観客に尋ねたのち、数人を指名してコンプレックスを質問。それを聞いたメンバーが「かわいいじゃん！」「変じゃないよー！」と温かく語りかける場面もあった。

ライブ後半では観客席だけでなく関係者席からも「ぶー」コールが飛び交った「ぎゃらんぶー」、ユナ（Dr, Cho）を中心に新グッズを紹介するMCなど、コミカルなパフォーマンスが次々と行われた。そしてアンコールでマナは「来年はもっともっと大きなステージに行きたいから、見守っててね！ 見とけよー！」と元気よく宣言。最後はノスタルジックなサウンドでフィナーレを演出した「sayonara complex」で東京公演を締めくくった。

CHAIは引き続きレコ発ツアー「やっぱり育ちたいトゥアー」を実施中。ファイナル公演は12月11日に広島・CAVE-BEで行われる。