ラジオDJにダンサーも！SHE IS SUMMER、次々に展開する初ワンマンを泳ぎ尽くす

SHE IS SUMMERが昨日7月1日に東京・WWWにて初のワンマンライブ「Swimming in the Live」を行った。

オープニングアクトを務めたMINT mate boxがフロアを温めたのち、SHE IS SUMMERはポップなアニメーションのオープニング映像に続けてステージに登場。「君のせい」でライブをスタートさせると、青と白の衣装に身を包み裸足で歌うMICOは「ちょっとみんな固いんじゃない？ もっと体動かしてみたらどう？」とバンドと共に会場を盛り上げていく。2曲目に「あなたに電話しない夜」を届けた彼女は、「ついに始まっちゃいましたね。今日はみんなと記憶の海を泳ぎたいと思います」と観客に呼びかけ、ひろせひろせ（フレンズ）作曲編曲の「あれからの話だけど」で伸びやかな歌声を場内に響かせた。

MCで「ソールドアウトしたよ！」と満員の会場を見渡して喜びを露わにしたMICOは、しっとりとしたナンバー「ナイトブルー」を歌唱。さらに「この歌は私が私になるために作った歌です」と紹介する未音源化曲「LAST DANCE」でフロアの温度を上昇させた。その後彼女とバンドは一旦退場し、ステージ上には白いオフィスデスクが運び込まれる。ピンクのブラウス姿で再登場したMICOは、6月発売のCD「Swimming in the Love E.P.」よりオープニングトラック「出会ってから付き合うまでのあの感じ」をパフォーマンス。同曲のミュージックビデオを再現するかのように机の上に立って歌い、ファンを楽しませた。

続けてMICOが「私なりの青春を詰め込んだ歌」と語る「うしろめたいいい気持ち」と、新曲「思い出はシャンプーの中」が披露されたあと、ライブはラジオ番組ふうのコーナー「SHE IS SUMMERのSwimming in the Radio」へ。ステージ上の椅子に腰掛けてラジオDJに扮した彼女は「これって脈あり？ 脈なし？」とタイトルコールを叫び、知り合いのアーティストからの恋愛相談のメールを紹介。Sakuや森夏彦（Shiggy Jr.）、ひろせひろせ（フレンズ）からの個性的なメールを軽快に読み上げ、観客の笑いを誘った。

コーナーからの流れで新曲「モテモテキャット」を歌唱し、再びステージから立ち去ったMICOはオレンジ色のワンピースに着替え、女性ダンサー2人を引き連れて登場。ファッションブランド・LEBECCA boutiqueのワンピースをテーマにした楽曲「私たちのワンピース」をダンサーと共に華やかにパフォーマンスした。そして彼女は「くだらない1日を大切にできるようにこの曲を書きました」という言葉から「彼女になったの」と、「とびきりのおしゃれをして別れ話を」を立て続けに披露。「これからももっと素敵なものを見せます！」と生声で挨拶し、ライブ本編を締めくくった。

アンコールではやすだちひろ（MINT mate box）がデザインしたTシャツを着たMICOが、今回のワンマンライブについて「何かあって絶望しちゃってる人がいても、がんばってたらいいことがあるということを伝えたくて、次の展開がコロコロと変わっていくライブを企画しました」と説明。彼女はバンドメンバーの紹介を挟んで、「君のせい Swimming ver.」を泳ぐような動きを交えながら歌唱し、初のワンマンライブを終えた。

なおSHE IS SUMMERは9月1日に東京・TSUTAYA O-Crestでバースデーライブ「ROOM SHARE the BIRTHDAY！」を開催。無料会員サイト「POOL」では7月4日12:00から7月11日18:00までチケットの先行予約を受け付ける。