小沢健二エッセイ「日本語と英語のあいだで」“横槍”入りで文芸誌に掲載

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翻訳家の柴田元幸が編集長を務める文芸誌「MONKEY」の6月15日発売号に、小沢健二によるエッセイ「日本語と英語のあいだで」が掲載される。

「MONKEY vol.12『特集 翻訳は嫌い?』」表紙

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MONKEY vol.12 翻訳は嫌い?

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この号では「翻訳は嫌い?」と題した特集を展開する。小沢のエッセイ「日本語と英語のあいだで」は2016年1月に東京・渋谷CLUB QUATTROで行われた全国ツアー発表イベントで、朗読という形で初めて披露された作品。同年5月より開催のツアー「魔法的 Gターr ベasス Dラms キーeyズ」の会場で販売された書籍にも所収された。

エッセイの中で小沢は長いアメリカでの生活や、英語と日本語を同じくらい話すという自身の子供から「日本語と英語のあいだで」感じたことを語っている。今回の掲載に際しては、東京大学で師弟関係にあたる柴田と小沢が「横槍付け足し」として作成したコメントが追加されるほか、小沢の妻であるエリザベス・コールによる写真も掲載される。

このほか柴田が坪内逍遥や二葉亭四迷など明治の翻訳者たちの姿をたどる「日本翻訳史 明治篇」、東京・紀伊國屋サザンシアターで今年4月に行われた村上春樹と柴田による翻訳講義「本当の翻訳の話をしよう」なども掲載。翻訳、そして言葉の世界をさまざまな角度から楽しめる一冊となっている。

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