まふまふ、大盛況の幕張ワンマンでツアー完遂「僕は一生音楽をやりたい」

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2月5日に千葉・幕張イベントホールにて、まふまふのワンマンツアー「ひきこもりでもLIVEがしたい!」の最終公演が行われた。

まふまふ(撮影:小松陽祐[ODD JOB]、岡本麻衣)

まふまふ(撮影:小松陽祐[ODD JOB]、岡本麻衣)

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「ひきこもりでもLIVEがしたい!」最終公演の様子。(撮影:小松陽祐[ODD JOB]、岡本麻衣)

「ひきこもりでもLIVEがしたい!」最終公演の様子。(撮影:小松陽祐[ODD JOB]、岡本麻衣)[拡大]

会場にはおよそ7000人のファンが集まり、会場内は開演前から熱気に包まれていた。定刻を迎え、1曲目「脱獄」のイントロが鳴り始めると、ステージ上から黒いマスクを被ったまふまふが登場。その後ステージに降り立ち、マスクを外したまふまふは「立ち入り禁止」「ベルセルク」と自身のオリジナル曲を立て続けに届け、ファンのボルテージを引き上げていく。最初のMCで「ようこそおいでくださいました!」とファンに挨拶するとフロアからは盛大な歓声が上がり、ライブは序盤から大きな盛り上がりを見せていた。

「ひきこもりでもLIVEがしたい!」最終公演の様子。(撮影:小松陽祐[ODD JOB]、岡本麻衣)

「ひきこもりでもLIVEがしたい!」最終公演の様子。(撮影:小松陽祐[ODD JOB]、岡本麻衣)[拡大]

まふまふの「大切な曲をやらせてください」という語りから披露されたのは「鏡花水月」。彼がゆっくりと語りかけるように歌声を届けると、オーディエンスは白い光を灯したペンライトをゆっくりと揺らし、その歌声をじっくりと聴いていた。ライブ中盤、ギターを手にした彼はバンドメンバーの演奏に参加し、会場を沸かせる。昨年末に発表した楽曲「罰ゲーム」演奏中にはステージ前で火柱が上がり、会場内の熱気を上昇させていく。またMCではAfter the Rainとして活動を共にしているそらるのモノマネをしてみせ、オーディエンスの笑いを誘っていた。

「ひきこもりでもLIVEがしたい!」最終公演の様子。(撮影:小松陽祐[ODD JOB]、岡本麻衣)

「ひきこもりでもLIVEがしたい!」最終公演の様子。(撮影:小松陽祐[ODD JOB]、岡本麻衣)[拡大]

After the Rainの代表曲の1つ「セカイシックに少年少女」歌唱時には、まふまふのイメージカラーである白だけでなく、そらるのイメージカラーである青のペンライトが多数灯り、会場内には幻想的な風景が広がった。本編最後のMCでは、まふまふが自身の過去を振り返りながら「何度も何度もあきらめようとした人生でした。この景色をあの頃の自分に見せてあげたいです」と語り、ファンに向けて感謝の気持ちを口にした。最後に彼は「彗星列車のベルが鳴る」を届け、計15曲を1人で歌い切ったまふまふは笑顔でステージをあとにした。

「ひきこもりでもLIVEがしたい!」最終公演の様子。(撮影:小松陽祐[ODD JOB]、岡本麻衣)

「ひきこもりでもLIVEがしたい!」最終公演の様子。(撮影:小松陽祐[ODD JOB]、岡本麻衣)[拡大]

熱烈なアンコールに応えて再びステージに姿を現したまふまふは「1人ひとり聴いてくれる人が増えて、こんな大きな舞台に立つことができました。ありがとうございます。みんなからもらったこの場所と、今の自分というものを大切にして、僕は一生音楽をやりたい。本当に僕は幸せです」と、会場に集まったオーディエンスに向けて改めて感謝した。アンコールでの「桜花ニ月夜ト袖シグレ」歌唱時には、客席のファンが待ってましたと言わんばかりにペンライトの色をピンクに変え、一体感のあるパフォーマンスが繰り広げられる。この日の公演のラストナンバーは「すーぱーぬこになりたい」。客席の上を巨大風船が転がる中、猫耳を付けたまふまふはステージ上を左右に駆け回り、会場中のオーディエンスを盛り上げる。曲中では客席からも盛大な「にぼし」コールが上がり、大盛況の中、幕張イベントホールでの単独公演は大団円を迎えた。

※記事初出時、カメラマンクレジットに誤りがありました。訂正してお詫びいたします。

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まふまふ「ひきこもりでもLIVEがしたい!」2017年2月5日 幕張イベントホール セットリスト

01. 脱獄
02. 立ち入り禁止
03. ベルセルク
04. ハーテッド・ドール
05. さえずり
06. 鏡花水月
07. [Spica]
08. ショパンと氷の白鍵
09. わすれられんぼ
10. 夢のまた夢
11. ECHO
12. 忘却のクオーレ
13. 罰ゲーム
14. セカイシックに少年少女
15. 彗星列車のベルが鳴る
<アンコール>
16. 少年少女カメレオンシンプトム
17. 桜花ニ月夜ト袖シグレ
18. ねこがまるくなった
19. すーぱーぬこになりたい

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