flumpool、新曲は野村周平主演の青春ミステリー映画「サクラダリセット」主題歌

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flumpoolの新曲「ラストコール」が映画「サクラダリセット 前篇 / 後篇」の主題歌に決定した。

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野村周平演じる浅井ケイ。

野村周平演じる浅井ケイ。[拡大]

「サクラダリセット」は河野裕によるライトノベルを、「神様のカルテ」シリーズの深川栄洋が実写映画化した作品。過去に体験したことを決して忘れないという記憶保持の能力を持つ男子高生・浅井ケイを野村周平、世界を最大3日分巻き戻す“リセット”の能力を持つ春埼美空を黒島結菜が演じる。そのほか平祐奈健太郎玉城ティナ恒松祐里らが共演に名を連ねる。

「ラストコール」は山村隆太(Vo, G)が作詞、阪井一生(G)が作曲を担当したナンバー。山村はこの楽曲について「テーマは『未来への願い』です。過去の悲しみの意味を探し、未来にしかない答えを必死に見つけようとするケイの強さと脆さをこの歌に込めました」とコメントしている。

映画「サクラダリセット」前篇は3月25日、後篇は5月13日に全国公開される。

山村隆太 コメント

テーマは「未来への願い」です。
叶わなかった約束とか夢とか、取り返しのつかない失敗、
誰でも一つは忘れたい過去を持っています。
過去を糧に成長するというのも人かもしれません。

ですが、時には「忘れる」ということも生きていくためには必要です。
それは決して悪いことではないと僕は思います。
しかし「過去を忘れない」という能力を持つ主人公浅井ケイは
犯した罪や過ち、その痛みから逃げられません。
ところが彼はそれを嘆くのではなく、
過去を全て背負い、誰より傷つきながらも
今以上の未来へと向かいます。
現代を生きる僕らにとって、より良い未来を想像することは容易ではないと僕は思います。
複雑化する情報社会、たくさんの記録や記憶が溢れる社会の中では
幸か不幸か、過去や未来全てを知った気になります。

そんな現代の中でも過去の悲しみの意味を探し、
未来にしかない答えを必死に見つけようとする
ケイの強さと脆さをこの歌に込めました。

この映画を見る全ての人たちに
ケイのいつだって「今以上」の未来を求める勇気が伝わってほしいと願っています。

野村周平 コメント

flumpoolさんとは、僕がまだ高校生の時に一度仕事をした以来だったので、今回久しぶりにまたご一緒できることをとても嬉しく思っています。
主題歌の「ラストコール」は歌詞も曲調も映画の世界感にぴったりで曲を聴いただけでサクラダの世界を想像できる素晴らしい楽曲だと思いました。

深川栄洋監督 コメント

映画のラストシーンが幕を閉じ、山村さんの歌声が響く時、スクリーンの中に生き続けていた登場人物たちの願いはメロディーに受け継がれた。歌詞は描かれなかったそれからの若者たちの未来を飛躍させてくれるように思えました。

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