モーニング娘。'16が10月16日に台湾・台北のライブハウスATT SHOW BOXにてワンマンライブ「"Morning Musume。'16 Live Concert in Taipei"」を実施した。
グループにとって8年ぶりの台湾公演となった今回のコンサート。ライブハウスには現地の観客のほかに、日本からも多くのファンが駆けつけた。
オープニングSEと共に登場したメンバーは、観客の声援が響く中「One・Two・Three」でライブをスタート。そのままノンストップで4曲を歌い場内の熱気を高めていく。彼女たちは台湾語で自己紹介したのち、「秋麗」や11月23日発売のニューシングルの収録曲「そうじゃない」など新旧織り交ぜた楽曲を披露。「泡沫サタデーナイト!」では曲中のラジオDJふうのセリフパートを野中美希が担当し、得意の英語で会場を沸かせた。ライブの合間には記念撮影やプレゼント抽選会のコーナーも行われ、パフォーマンス以外でもファンを魅了し楽しませた。
ライブ後半に突入すると、メンバーは「LOVEマシーン(updated)」や全編英語詞の「One and Only」でさらに会場を盛り上げる。続けて「わがまま 気のまま 愛のジョーク」「What is LOVE?」と勢いよく畳みかけ、「Be Alive」でライブ本編を締めくくった。彼女たちがステージから去ると、フロアはハート型のペンライトの真っ赤な光で埋め尽くされ、ファンが「友」を合唱。メンバーは合唱に加わりながら再びステージに登場した。アンコール1曲目には中国出身のジュンジュン、リンリン在籍時のナンバー「雨の降らない星では愛せないだろう?」を披露。親しみのある曲に、現地のファンも曲の冒頭からメンバーと一緒に歌い始める。そして終盤の中国語パートを現役メンバーが熱唱すると、フロアの盛り上がりは最高潮に達した。
その後リーダーである譜久村聖が「今の11人のメンバーでも台湾で単独コンサートができて、こんなにも多くのファンの方にお越しいただき本当にうれしく思います」「皆さんからの応援が私たちの力になっています。これからも応援よろしくお願いします。今日は素晴らしいコンサートを本当にありがとうございました」と感謝の気持ちが書かれた手紙を台湾語で読み上げると、場内から大きな拍手が起こる。メンバーはラストに「恋愛レボリューション21(updated)」を披露し、台湾公演の幕を閉じた。
譜久村聖(モーニング娘。'16) コメント
アンコールで会場みんなで「友」を合唱してくれたんですけど、歌でアンコールをいただけたことが初めてだったので、感激でした。あと「雨の降らない星では愛せないだろう?」の中国語パートはジュンジュンさん、リンリンさんが卒業後は歌ってなかったので、今回一生懸命練習したんですけど、それ以上にみなさんが歌ってくれて、しかも冒頭の日本語から歌ってくれたので、みなさんがずっと待っていてくれたその思いを感じられました。
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