奥華子、1年ぶりシングルで“大好きな人への忘れられない思い”歌う

2016年7月19日 18:23 198 4 音楽ナタリー編集部

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奥華子が約1年ぶりのリリースとなるシングル「思い出になれ / 愛という宝物」を9月21日に発売する。

奥華子とは？

“10万人が足を止めた魔法の声”と称されるシンガーソングライター。キーボード弾き語りによる駅前路上ライブを2004年に渋谷でスタートさせる。1年間に2万枚の自主制作CDを手売りするなどの驚異的な集客力が話題となり、2005年7月にシングル「やさしい花」でメジャーデビュー。2006年には劇場版アニメ「時をかける少女」の主題歌に「ガーネット」、挿入歌に「変わらないもの」が採用され、スマッシュヒットを記録した。2019年3月に10枚目のアルバム「KASUMISOU」を発表した。11月にはデビュー15周年を記念したベストアルバム「奥華子 ALL TIME BEST」と、主題歌および劇伴を担当した映画「殺さない彼と死なない彼女」のサウンドトラックを同時リリースした。

「10周年ありがとう！弾き語り全曲ライブ！」東京・よみうりホール公演の様子。（写真提供：ポニーキャニオン）

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奥華子「思い出になれ / 愛という宝物」
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「思い出になれ」は大好きな人への忘れられない思いをストレートな言葉でつづった楽曲。「愛という宝物」はcross fmの地球環境がテーマのメッセージプログラム「GREEN LINE」のキャンペーンソングとしてラジオでオンエアされている。

奥華子（写真提供：ポニーキャニオン）［拡大］

シングルの発売は、奥が昨日7月18日に東京・よみうりホールで行った弾き語りライブツアー「10周年ありがとう！弾き語り全曲ライブ！」の最終公演で発表された。アンコールで彼女は「これから、また11年、12年、20年と歌い続けていきたい……改めてがんばろうという思いで作った新曲。これからもっともっとたくさんの人に知ってもらえるようにがんばっていこうと思います」と話すと、表題曲の「思い出になれ」を演奏。鳴り止まない拍手を受けてツアーの幕を下ろした。

奥は今回のツアーを「弾き語り全曲ライブ！」と銘打ち、4パターンのセットリストを通して150曲以上の持ち曲をすべて披露した。全公演を終え現在の心境を「はじめは不安だったけど、終わってみれば、まだいけるような気がする（笑）。私自身、本当に楽しかったです。ありがとうございました。新曲も発表できたし、まだまだこれからがんばります！」と明かしている。