「ブラック メリーポピンズ」は2012年に韓国で上演され、好評を博した“心理スリラーミュージカル”。1920年代のドイツを舞台に、4人の養子と彼らの家庭教師であるメリーの謎が解き明かされる。日本では2014年に初上演されており、今回は再演となる。中川以外には、初演に続き一路真輝、
囲み取材には中川、一路、小西、良知、上山が勢ぞろい。上山が「ほんとにきれいな声で毎日ドキドキしながらやってます」と中川の歌声を絶賛すると、小西は「しょこたんを加えた新生『ブラメリ』は、前回とは違って一から新しいものを作ってる感覚です。とてもいい仕上がりなので楽しみにしていてください」と続ける。中川は「舞台、ミュージカルが初挑戦となりますが、一路真輝さん、優しいイケメンの兄弟に囲まれて皆さんの優しさに感謝感動しながら、稽古でボコボコにしていただいて。魂全裸で挑む勢いでございます。中川翔子を捨てて、全力でアンナをやらせていただきます!」と真剣な表情で口にした。一路は「とてもいい形で初日を迎えられそうなので楽しみにしていてください」と述べた。
記者陣から「稽古場の雰囲気は?」と問われると、上山と小西が「最初目を合わせてくれなかった」と中川の人見知りぶりを暴露する。中川は「皆様の足を引っ張ってはならない!と顔がガチガチの岩石みたいになってて。皆さんと雑談しなきゃしなきゃと思ってたんですが。コミュ障が発症しがちになったところで皆さんが優しくしてくださって……」と恐縮しっぱなし。“しょこたん語”を封印していたことも語り、「心を開いたら言うかも」とつぶやく一幕も。しかし「レベル31、フィーバー状態ですね。今までこんなに近距離で大先輩とイケメンたちと対峙することがなかったので。初舞台、新鮮ですね。演じながら楽しいです」と微笑んだ。
また初舞台に向けて体を壊さないように自炊を始め、弁当を稽古場に持参したことを告白した中川。彼女は「『女子力上がったじゃないか自分!』と思って、蓋を開けたらドロドロに腐ってて……。デス料理です」としょんぼり。しかし上山と小西はすかさず「すごいおいしそうだった」「卵焼きをもらった。おいしかったよ」とフォローを入れ、中川を必死で励ます。また良知は「初舞台とは思えないほど堂々としてて見てて安心」と中川の演技に太鼓判を押し、一路は「みんな翔子ちゃんから、いろんなものをもらってますね」と共演を通して刺激を受けていることを明かした。
囲み取材の最後に中川は、「自分自身の人生ともリンクする、感情がとても引き裂かれるような、ものすごく人の愛の温かみを感じられるような、ものすごい作品に初舞台で参加できてとても幸せです。全力全身で挑みたいと思います」と述べ、その後のゲネプロに臨んだ。
ミュージカル「ブラック メリーポピンズ」は明日5月14日に開幕。
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