ミュージカル「ブラック メリーポピンズ」が、本日5月14日に東京・世田谷パブリックシアターにて開幕。公演に先駆け、昨日13日に囲み取材と公開ゲネプロが行われた。
「ブラック メリーポピンズ」は、心理学者の父親のもとで育った4人の子供たちと養育係のメリーの封印された過去が解き明かされる心理スリラーサスペンス。再演となる今回は新キャストに
囲み取材には中川、小西、良知、上山、一路が登壇。今回が初のミュージカル出演となる中川は「一路真輝さん、優しいイケメンの兄弟に囲まれて皆さんの優しさに感謝感動しながら、魂全裸で挑む勢いでございます。中川翔子を捨てて、全力でアンナをやらせていただきます!」と意気込みを語った。
上山が「ほんとにきれいな声で毎日ドキドキしながらやってます」と中川の歌声を絶賛すると、小西は「しょこたんを加えた新生『ブラメリ』は、前回とは違ってイチから新しいものを作ってる感覚です。とてもいい仕上がりなので楽しみにしていてください」と続ける。また、一路は「子供時代のアンナを演じる翔子ちゃんから元気をもらいました。今回はフレッシュな作品に仕上がっています」と笑顔で答えた。また、自身の役どころについて良知は「他の3人は記憶を失うが、僕が演じるヨナスは1人だけ記憶が残っている重要な役。一番下の弟の役ではあるが、姉(役の中川翔子)を支えられるようにがんばりたいです」と語る。
そして、囲み取材の最後に中川は「自分自身の人生ともリンクする、感情がとても引き裂かれるような、ものすごく人の愛の温かみを感じられるような、ものすごい作品に参加できてとても幸せ。全身全霊で挑みたいと思います」と述べ、その後のゲネプロに臨んだ。
舞台は、ある事件を機に離ればなれになってしまったアンナ(中川)、ハンス(小西)、ヘルマン(上山)、ヨナス(良知)の子供たちと養育係のメリー(一路)の楽しい記憶から幕を開ける。無邪気な幼少期と葛藤を抱えた青年期を中川ら4人が見事に演じ分け、幅広い演技で魅せた。
5人の力強い歌声を支える生演奏も見どころのひとつ。また初演の際に読売演劇大賞最優秀スタッフ賞を受賞した、二村周作による舞台美術が幻想的な世界観を演出する。スリリングな物語に訪れる美しいラストシーンにも注目したい。
世田谷パブリックシアターでの公演は5月29日まで。東京公演ののちに、兵庫、福岡、愛知でも公演が行われる。
ミュージカル「ブラック メリーポピンズ」
2016年5月14日(土)~29日(日)
東京都 世田谷パブリックシアター
2016年6月3日(金)~5日(日)
兵庫県 兵庫県立芸術文化センター 阪急 中ホール
2016年6月9日(木)
福岡県 福岡市民会館
2016年6月17日(金)
愛知県 愛知県芸術劇場 大ホール
脚本・作詞・音楽:ソ・ユンミ
演出:
上演台本:田村孝裕
訳詞:
出演:
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