七夕の渋谷で毛皮、黒猫らが汗ダクパフォーマンス

1

2

この記事に関するナタリー公式アカウントの投稿が、SNS上でシェア / いいねされた数の合計です。

  • 0 0
  • 0 シェア

7月7日にShibuya O-nestにて、スペースシャワーTV主催のライブイベント「スペースシャワー列伝~第七十七巻 ~催涙雨(さいるいう)の宴~」が行われた。

MCで「今日は彼女も渋谷でライブなんだ。終わったら会いに行くんだ」とうれしげに語った毛皮のマリーズの志磨。ライブ終了後は無事会うことができたのだろうか。

MCで「今日は彼女も渋谷でライブなんだ。終わったら会いに行くんだ」とうれしげに語った毛皮のマリーズの志磨。ライブ終了後は無事会うことができたのだろうか。

大きなサイズで見る(全8件)

強靭なロックチューンの数々でフロアを揺らしたQUATTRO。MC中にはメンバーを呼ぶ声があちこちから上がり、その人気と注目度の高さを見せつけた。

強靭なロックチューンの数々でフロアを揺らしたQUATTRO。MC中にはメンバーを呼ぶ声があちこちから上がり、その人気と注目度の高さを見せつけた。

大きなサイズで見る(全8件)

黒猫チェルシーの大知は途中で「俺がいつも学ラン来てると思ってるやろ? そんなわけない! これが本当の姿じゃ!」と言い放ち、学ランを脱ぎ捨てた。

黒猫チェルシーの大知は途中で「俺がいつも学ラン来てると思ってるやろ? そんなわけない! これが本当の姿じゃ!」と言い放ち、学ランを脱ぎ捨てた。

大きなサイズで見る(全8件)

新曲3曲を含む計6曲を披露した未完成VS新世界。安田強太(B)はオーディエンスに短冊に「安田君と織姫様と出会わせてください」と書くよう指示し、暗に彼女募集中であることをアピールした。

新曲3曲を含む計6曲を披露した未完成VS新世界。安田強太(B)はオーディエンスに短冊に「安田君と織姫様と出会わせてください」と書くよう指示し、暗に彼女募集中であることをアピールした。

大きなサイズで見る(全8件)

七夕開催となった今回の列伝には、毛皮のマリーズQUATTRO黒猫チェルシー未完成VS新世界という個性派4組が登場。およそ七夕のロマンチックな雰囲気とはかけ離れた男臭いライブで、オーディエンスを圧倒した。

トップバッターの未完成VS新世界が現れる前から、フロアの湿度と熱気は飽和状態。牧歌的なSEに乗せてステージにメンバーが登場すると、会場の温度はさらに上昇した。CDではどことなく草食系男子特有の線の細いイメージのある未完成VS新世界だが、ライブは骨太でエネルギッシュ。飛ばしまくりのパフォーマンスで、ぐいぐいとオーディエンスを引きつけた。「スペースシャワーTVに、そして今日来てくれた人たちのために歌います。タイトルはありません」という言葉に続いて披露された新曲で、澤田健太郎(Vo,G)はあらん限りに張り上げた声でオーディエンスの心を突き刺した。

続いてステージに立ったのは黒猫チェルシー。セットチェンジからそのままなだれ込むように始まったライブは、渡辺大知(Vo)の登場とともに一気に過熱した。なぜかバナナを手に姿を現した大知はマイクの前に立つと、口いっぱいにバナナを頬張りながら1曲目の「黒い奴ら」を絶唱。食べ終わるとバナナの皮をフロアに投げ込み、前方のファンはもみくちゃになりながらそれをキャッチした。中盤になっても破壊力抜群のパフォーマンスは続き、独自の訳詞とアレンジをつけたTHE WHOの「My Generation」を暴れながら披露するなどやりたい放題。40分程度の持ち時間で計8曲を連射し、フロアを狂騒へと巻き込んだ。

3番手を務めたQUATTROは、黒猫チェルシーの放った不穏な空気をクールなインストで一変。いきなり豪胆なアンサンブルを響かせ、その後はサイケデリックな匂いを放つ「21」、ブルージーで渋みのある「Stone」を続けざまに演奏。自分たちのルーツである往年のロックンロールやガレージロックを消化し作り上げた独特のサウンドで、会場を踊らせる。MCでは岩本(Vo,G)が「バンドシーンを盛り上げるには、ジャニーズに負けるわけにはいかんのですよ!」とジャニーズにライバル宣言をして会場を沸かせた。

トリを務めた毛皮のマリーズは、エディット・ビアフの「愛の讃歌」をSEに登場。志磨遼平(Vo)は姿を見せるなりいきなりステージ前方に乗り出し、オーディエンスを挑発する。そして「LOVE DOGS」「愛する or die」「犬ロック」と即効性抜群のナンバーを投下。フロアを狂乱状態へと巻き込んでいった。中盤で志摩は、この日が七夕であることを引き合いに出し、「彦星にぴったりな曲をやります」という紹介に続いて「ザ・フール」を歌い上げた。

名曲「ビューティフル」でファンとの一体感を作り出した後は、再び攻撃モードへ。本編ラストの「恋をこえろ」では制御不能とばかりにマイクを口に加えたままステージを大暴走。渾身のパフォーマンスに触発されたオーディエンスが、クラウドサーフに興じる姿も見られた。

その後、観客の熱い拍手に迎えられステージに戻ってきた4人は、予定にはなかったアンコールを敢行。本編以上の猛攻パフォーマンスで、約3時間におよんだイベントを締めくくった。

なお、この日の模様は8月12日(水)24:30から、スペースシャワーTVにてオンエアされることが決定している。

「スペースシャワー列伝~第七十七巻 催涙雨(さいるいう)の宴~」セットリスト

未完成VS新世界
1. 新曲
2. どんてん生活
3. ケーキをつくる
4. こわいはなし(新曲)
5. 消えないための方法
6. 新曲

黒猫チェルシー
1. 黒い奴ら
2. ユメミルクソブクロ
3. 嘘とドイツ兵
4. My Generation
5. おんぼろ
6. Eの流星
7. 地下室のテレビジョン中継
8. 正義感ある殺しは許される

QUATTRO
TRAD(OPENING JAMインスト)
1. 21
2. Stone
3. the way
4. KZ
5. Bounce to bounce
6. Hey

毛皮のマリーズ
1. LOVE DOGS
2. 愛する or die
3. 犬ロック
4. ザ・フール
5. ビューティフル
6. REBEL SONG
7. BOYS
8. 恋をこえろ
EN1. ジャーニー

この記事の画像(全8件)

読者の反応

  • 1

音楽ナタリー @natalie_mu

七夕の渋谷で毛皮、黒猫らが汗ダクパフォーマンス http://natalie.mu/news/show/id/18492

コメントを読む(1件)

リンク

このページは株式会社ナターシャの音楽ナタリー編集部が作成・配信しています。 毛皮のマリーズ / QUATTRO / 黒猫チェルシー / 未完成VS新世界 の最新情報はリンク先をご覧ください。

音楽ナタリーでは国内アーティストを中心とした最新音楽ニュースを毎日配信!メジャーからインディーズまでリリース情報、ライブレポート、番組情報、コラムなど幅広い情報をお届けします。