きゃりー、ゲス、RIPら15組が幕張で9時間熱演「我がunBORDEは永久に不滅です」

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ワーナーミュージック・ジャパン内のレーベル・unBORDEの創立5周年を記念し、所属アーティストが一堂に会する大規模イベント「Coca-Cola presents unBORDE 5th Anniversary Fes 2016」が4月10日に千葉・幕張イベントホールで開催された。同レーベルの主催イベントはこれまでクリスマスの時期にライブハウスで行われてきたが、今回は「コカ・コーラ」とのコラボ企画として完全招待制で実施。レーベル所属アーティスト12組が登場し、5周年を祝うライブを約9時間にわたって繰り広げた。

unBORDE all stars

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androp

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この日はラジオパーソナリティのChigusaがMC、覆面レスラーのスーパー・ササダンゴ・マシンがスペシャルプレゼンターを担当。開会宣言ではレーベルヘッドの鈴木竜馬氏が「気付けば5周年。これもひとえに僕らが送り届けている音楽を皆さんが愛してくださっているおかげです。本当にありがとうございます!」と感謝の言葉を伝えた。そしてトップバッターのandropがステージに登場。オーディエンスの手拍子に包まれながら「Voice」で力強くイベントを開幕させた。さらに内澤崇仁(Vo, G)が「今日はお祝いだから」と語り、彼らは新曲「Astra Nova」をライブ初披露。レーベルメイトであるきゃりーぱみゅぱみゅの「つけまつける」や高橋優の「福笑い」の一節を歌ったりと、MCもこの日ならではのものになった。

神聖かまってちゃん

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レーベル第1弾アーティストである神聖かまってちゃんは、序盤から新曲を連発。これまでのunBORDEイベントでも欠かさず歌われてきた「ロックンロールは鳴り止まないっ」では、の子(Vo, G)が「今日はお前らと一緒に歌いたいんだ!」と叫んで会場の一体感を高めた。続いて3番手のパスピエが音を奏で始めると、会場の空気が彼らの世界観に一変。「チャイナタウン」「最終電車」などを演奏しオーディエンスの心をつかんだ。アカシックは、エモーショナルに歌い上げるバラード「今日から夜は家にいるよ」や、疾走感のある「サイノロジック」などバラエティに富んだ選曲でライブを展開。真っ赤なワンピースを着た理姫(Vo)が、型にはまらないパフォーマンスで鮮烈なインパクトを残した。

あいみょん

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レーベルに新たに加わった面々による「ウエルカム・ニュー・アーティスト」のコーナーでは、kz(livetune)と青文字系モデル・やのあんなによる新ユニット、livetune+が登場。5月11日にリリースされるデビュー曲「Sweet Clapper」を披露し、キュートな歌声と高揚感たっぷりのサウンドで会場をカラフルに彩った。同じく「ウエルカム・ニュー・アーティスト」の天才バンドは「ダラダラ」など3曲を演奏。自由奔放なステージングとともに爆音でロックンロールを炸裂させた。さらにシークレットアクトとして、unBORDEからデビューすることが決まった女性シンガーソングライター・あいみょんが出演。大きなステージに1人で立って「どうせ死ぬなら」「生きていたんだよな」などを弾き語りで披露し、堂々とした歌いっぷりにオーディエンスは釘付けになった。

左からtofubeats、藤井隆。

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tofubeatsのステージは、神聖かまってちゃんのの子とmono(Key)を迎えた「おしえて検索」でスタート。ラストはスペシャルゲストとして藤井隆が登場し、tofubeatsとのトークで会場に笑いを起こしつつ、「ディスコの神様」でコラボパフォーマンスを繰り広げた。チームしゃちほこの出番になると客席はカラフルなサイリウムの光でいっぱいに。レーベルの先輩であるRIP SLYMEのカバー「JOINT」で会場中がタオルを回しながら盛り上がったのち、彼女たちはラストは4月7日に発売されたばかりのニューシングル「Cherie!」の表題曲をかわいらしくパフォーマンスした。一転してindigo la Endは、スリリングなバンドサウンドと切ない歌声で「悲しくなる前に」などを演奏。川谷絵音(Vo, G)は「5周年、おめでとうございます。10周年でもこうしてイベントができるよう僕らもがんばります」とレーベルに祝いの言葉を贈った。

きゃりーぱみゅぱみゅ

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真っ赤なパンツスーツで登場したきゃりーぱみゅぱみゅは、「CANDY CANDY」「もんだいガール」などヒット曲を連発。イントロが流れるたびに会場からは大きな歓声が沸き上がる。最後に彼女は、「コカ・コーラ」スタンプボトルのCMソングであり、自身のデビュー5周年記念ソングでもある4月20日発売のシングル曲「最&高」を初めてフルサイズでパフォーマンス。感謝の気持ちを曲に込めてオーディエンスに届けた。高橋優は、バンド編成でのパフォーマンスはこの日が初めてとなった「クラクション」でライブ開始。「泣ぐ子はいねが」で会場中を巻き込んでコール&レスポンスを繰り返しながら観客の心をつかんだ彼は、ラストに「明日はきっといい日になる」を歌って会場をハッピーな空気で満たした。

ゲスの極み乙女。

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CAPSULEは過去4回行われてきたunBORDE主催イベントに出ておらず、意外にも今回が初参加。「more more more」や「JUMPER」などの人気曲をノンストップで繰り出し、高揚感あふれるサウンドでアリーナは巨大なダンスフロアに変貌した。ゲスの極み乙女。は卓越したアンサンブルで観客を圧倒しつつ、「コカ・コーラ」ネームボトルキャンペーンのCMソングにもなった「私以外私じゃないの」などを演奏。後半は「餅ガール」「ドレスを脱げ」「キラーボール」といった定番のアッパーチューンを連発して会場を一気にヒートアップさせた。イベントのトリを飾ったのはRIP SLYME。「5周年のお祝い。踊り倒そうと思ってるんですが、おつきあい願えますか!」とRYO-Zが客席に向けて呼びかけ、「楽園ベイべー」「熱帯夜」などのヒット曲をパフォーマンスした。映画「珍遊記」のオープニングテーマ「Take It Easy」のライブ初披露を経て、彼らは最後に「この道を行こう」を歌唱。レーベルがこれから進む道を照らすような、希望に満ちたエンディングとなった。

unBORDE all stars

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全出演者のライブが終わったところで、スーパー・ササダンゴ・マシンが「unBORDEとは何か」を紹介するプレゼンテーションを実施。このプレゼンの最中に彼は唐突に「実は今大問題が起こっています。地球に火星が衝突します! このままでは地球は消滅してしまいます」と報告した。ざわつく観客に向けて彼は「音楽の力でなんとかするしかないんです。こんなこともあろうかと、unBORDEの皆さんが作った曲があります」と言って、3月発売のレーベルコンピ「Feel + unBORDE GREATEST HITS」に収録された、レーベル所属アーティストたちが「unBORDE all stars」名義で作ったコラボ曲「Feel」を紹介。会場にいる全員でこの曲を歌えば危機を回避できると説明し、この日の出演者たちがステージに呼び込んだ。「Feel」がライブで披露されるのはこの日が初めて。中田ヤスタカがバックDJを務め、個性豊かな面々が次々とボーカルを担当しながら音楽でひとつになる喜びを分かち合った。曲が終わる瞬間、の子が中田のDJブースの上に駆け上がって「unBORDE 5周年おめでとう!」とシャウト。“火星の衝突”は無事回避され、大きな拍手と歓声に包まれながらイベントは終了した。その後、出演者たちは客席を背にして「コカ・コーラ」で乾杯しながら記念写真を撮影。すべて終わってアーティストたちが退場する中、去り際にの子が「我がunBORDEは永久に不滅です!」と宣言し、9時間以上におよぶイベントが終幕した。

なお、このイベントの模様は5月14日(土)深夜24:00よりBSスカパー!で3時間にわたってオンエアされることが決定している。

※記事初出時、タイトルおよびindigo la Endの演奏曲に誤りがありました。訂正してお詫びいたします。

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BSスカパー!「Coca-Cola presents unBORDE 5th Anniversary Fes 2016」

2016年5月14日(土)24:00~27:00

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(撮影:橋本塁 / 鳥居洋介)

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