ばってん少女隊、地元福岡のZeppで「おっしょい！」4回＆ソロ曲披露

ばってん少女隊が昨日4月10日に福岡・Zepp Fukuokaにて、ワンマンライブ「メジャーデビュー直前ばってん、Zepp Fukuokaがなくなる前にライブできちゃいました大会！」を開催した。

4月20日にビクターエンタテインメント内のレーベルColourful Recordsからシングル「おっしょい！」をリリースし、メジャーデビューするばってん少女隊。メジャーデビューの直前に、地元福岡で行ったこのライブは2部公演で実施され、計1600人を動員した。

第1部で仮面を付けたばってん少女隊は、観客の間を通ってステージへと登場。彼女たちは「ばってん少女。」でライブを開始し、「夢のキャンバス」「アツか夏きたばい！」とオリジナル曲で会場を盛り上げていく。中盤ではソロコーナーが設けられ、西垣有紗は森口博子「水の星へ愛をこめて」、春乃きいなは福山雅治「HELLO」、希山愛は甲斐バンド「HERO」、瀬田さくらはYUI「CHE.R.RY」、星野蒼良はチェッカーズ「ギザギザハートの子守唄」、上田理子は松田聖子「赤いスイートピー」を歌い、個性あふれるパフォーマンスでファンを熱狂させた。

福岡ソフトバンクホークスの応援歌「いざゆけ若鷹軍団」を披露したあと、黄色のジャケットを着た春乃が“春乃きいなとヘルメッツ”として、初のオリジナルソロ曲「長崎、雨のロマンチカ」を歌唱した。この楽曲は赤犬のクスミヒデオが作詞作曲を担当したムード歌謡。その後6人は「知っとっちゃん」でラストスパートをかけ、「さよならDESTINY」でサインボールを客席に投げ入れる。そしてメジャーデビュー曲となる「おっしょい！」で第1部を締めくくった。

第2部を「おっしょい！」で勢いよくスタートさせたばってん少女隊は、そのまま「アツか夏きたばい！」「知っとっちゃん」「ばってん少女。」とアッパーチューンを畳みかけていく。自己紹介をしたあと、上田は「2部は最初からぶっ通し！ Zepp Fukuokaはデビュー間もない私たちには贅沢です。せっかくなのでとにかく歌って踊って最後まで完走できるかチャレンジします！」と全力投球することを宣言し、観客を沸かせた。

中盤では瀬田の苗字にかけてフレデリックの「セーターを脱がさないで」をカバー。この意表をつくカバー曲ではステージ中央にいる瀬田にほかの5人が絡むダンスを披露した。ライブ後半で6人はももいろクローバーZを始めとするスターダストプロモーションの先輩たちのカバーなどを6曲連続でパフォーマンスし、会場の盛り上がりをピークへと導く。さらにこの日3度目の披露となる「おっしょい！」から5曲を連続で届け、本編の幕を下ろした。

アンコールでは「スターダストセレナーデ」「おっしょい！」「さよならDESTINY」の3曲が披露され、6人は「すごい楽しくて絶対忘れません。Zepp最高です」（希山）、「5曲連続、6曲連続といった初挑戦の1日でした」（星野）、「ソロ曲も作ってもらってうれしかったです」（春乃）、「皆さんの応援であったかいライブでした。もっと大きくなります」（瀬田）、「ももクロちゃんをはじめとする先輩たちが立ったステージに立てて光栄です」（上田）とそれぞれ語る。ダブルアンコールでは4回目となる「おっしょい！」が披露され、全力を出し切った6人はステージを下りた。