蟲ふるう夜に、8年の軌跡たどった現体制ラストライブ

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2月6日、蟲ふるう夜にが現体制最後の活動となるワンマンライブ「pupation」を東京・恵比寿 ザ・ガーデンホールにて開催した。

プロジェクションマッピングが投影された蟻。 (撮影:粂井健太)

プロジェクションマッピングが投影された蟻。 (撮影:粂井健太)

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結成当初のスリーピース編成を披露する蟻、慎乃介、郁己。 (撮影:粂井健太)

結成当初のスリーピース編成を披露する蟻、慎乃介、郁己。 (撮影:粂井健太)[拡大]

この日は蟲ふるう夜にが8年にわたって発表した楽曲を時系列に披露して、バンドの歩みをなぞるという構成。冒頭の3曲では結成当初のスリーピース編成を再現し、蟻(Vo)がベースボーカルとして4年ぶりにステージに上がった。その後、サポートメンバーに続いて2012年に加入した春輝(B)が登場し、楽器隊がセッションを繰り広げた。

蟻(Vo) (撮影:粂井健太)

蟻(Vo) (撮影:粂井健太)[拡大]

蟻はたびたびポエトリーリーディングを挟み、バンドの変化を説明する。特に「わたしが愛すべきわたしへ」では「自分を愛し始めることで、自分のためではなく人のために曲を歌えるようになった」と語り、その内容を体現したパフォーマンスが会場に感動を生んだ。彼女は唯一のMCタイムで、笑いと涙を交えながら「蟲ふるう夜ににはたくさんのことを教えてもらいました。腐らずあがく、そんなことを教えてもらいました。最後に蟲ふるう夜ににありがとうって言うわ」とファンに語りかけ、代表曲のひとつ「スターシーカー」へ。

蟲ふるう夜に (撮影:粂井健太)

蟲ふるう夜に (撮影:粂井健太)[拡大]

そして蟻の決意を叩き付けるように「私たちは今、命の上を歩いている」を熱演。メンバーが1人ずつステージをあとにし、慎乃介(G)が作曲した最後の曲「pupation」が流れる中、活動に区切りをつけた。

なお、バンドは蟻を中心としたプロジェクト「mushifuru project」へと活動を移行。mushifuru projectの1stライブは6月4日(蟲の日)に同会場で開催されることが発表された。公式オンラインショップで先行販売中のプレミアムチケットには、2月6日のライブ音源を収めたCDが付属する。

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蟲ふるう夜に「蟲ふるう夜に ラストワンマンLIVE pupation」
2015年2月6日 恵比寿 ザ・ガーデンホール セットリスト

01. 僕たちは今、命の上を歩いている
02. 焼き付くその眼深く
03. 赤褐色の海
04. 青の中の一つ
05. クロイトモダチ
06. 犬
07. アヲイトリ
08. 明星
09. 蟲の声メドレー(白の出会い~ふたつの旅立ち~幻水の都)
10. 一緒に逃げよう
11. 守るべきもの
12. ホウセキミライ
13. わたしが愛すべきわたしへ
14. 君という光、僕の走る道
15. それでも鳴らす
16. フェスティバル
17. スターシーカー
18. 私たちは今、命の上を歩いている
19. pupation

mushifuru project 1st LIVE CONCERT

2016年6月4日(土)東京都 恵比寿ザ・ガーデンルーム

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読者の反応

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ピース @peace1783

https://t.co/olyfOM7g33 セットリストは事前公開されていたのですが、蟻がベースvoで出てきて3ピースの状態で音を鳴らした瞬間震えました!これはカッコ良かったです♪結構ゴリゴリのベースでした♪ポエトリーリーディングをはさみながらライヴは進みました。

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