かりゆし58ドラマー中村洋貴がバンド活動休止

かりゆし58のドラマー・中村洋貴がバンド活動を休止することがオフィシャルサイトにて発表された。

中村は夏頃より右腕に違和感を覚え、医師の診断を受けた結果フォーカル・ジストニアを発症していることが判明した。彼は活動休止後は静養とリハビリを行う予定で、今回の発表の中で「しばらく時間を下さい。後々にこのお休みが良かったと笑いあえる日が来る事を楽しみにしております」とコメントしている。なお2月22日にリリース予定のかりゆし58のアルバム「とぅしびぃ、かりゆし」のレコーディングやツアーはサポートドラマーを迎えて行われる。

「とぅしびぃ、かりゆし」はバンド結成10周年を記念してリリースされる2枚組アルバム。本作のDISC 1には新録セルフカバー音源と新曲が、DISC 2には代表曲「アンマー」のアコースティックバージョンや前作「大金星」収録曲の「生きてれば良い事あるみたいよ」などバンドがこれまでに発表した音源の中からセレクトした17曲がそれぞれ収められる。

中村洋貴 コメント

この度は私事で皆さんにご心配をおかけしてすみません。

今年の夏頃から自分の意思とは逆に右手首に力が入る事があり、そのせいで思い通りにドラムを叩けない状態がしばしばありました。
最近になってそれが悪化してきてしまい、右手の力の感覚が分からなくなってしまいました。
それでもライブとレコーディングは全力でやらせて頂いてきましたが、正直、精神的なストレスの方は限界に来ておりました。
この症状を治すにはしばらくその症状が起きる行動から離れる事が1番の治療みたいなので、一旦距離をおいて音楽の素晴らしさを再確認できればと思っております。
デビュー10年の記念するべき年を迎える直前にこのような事になって悔しいし非常に申し訳ないのですが、しばらく時間を下さい。
後々にこのお休みが良かったと笑いあえる日が来る事を楽しみにしております。

とはいってもドラムを叩けなくなっただけで、それ以外は至って健康なので、どこかでお会いしたら気安く話しかけて下さいね!!

※動画は現在非公開です。