PE'Z波乱の全国ツアーが仙台からスタート

PE'Zの全国ツアー「PE'Z ツアー大作戦！～とがっていーこーおぉー♪ハルカゼィェーにのーおってぇー♪～」の初日公演が、昨日3月11日に仙台MACANAで行われた。

このツアーは当初pe'zmokuの全国ツアーとして行われるはずだったが、諸事情により急遽PE'Zの単独公演へ変更。初日と2日目の公演は5月に振替となり、昨日11日からいよいよツアーがスタートした。

今回の変更発表後、リーダーのOhyama“B.M.W”Wataruのブログにはファンからのコメントが殺到。「PE'Zがやると決めたなら応援します」という好意的なコメントがほとんどを占めたものの、「pe'zmokuのライブなんだから、他にボーカルを立てては」「pe'zmoku曲のカバーをやってほしい」という意見もあり、初日は波乱の幕開けとなった。

ステージに立ったPE'Zの5人は、今回の顛末をファンに改めて説明し、頭を下げて謝罪。Ohyamaは「全公演中止も考えました。ただ今は残されたメンバーで 最大限のことをやりたい。いろいろ試しました。 結論的に、pe'zmokuはやはりsuzumokuがいないとできません。なのでPE'Zのライブをします。この場は皆が抱える不安を一時でも忘れることができるよう、PE'Zの音楽を全力でいきたいと思います」と語り、オーディエンスからは大きな拍手が沸き起こった。

ライブはヒイズミマサユ機（Key）の「笑顔でいつものように楽しみましょう。いつもどおり熱くいきます」というMCどおりに、パワフルなパフォーマンスと観客の熱狂的な反応が呼応し、大盛り上がりのまま展開。終演後の場内にはpe'zmokuの「ハルカゼ」が流れ、フロアからはオーディエンスの大合唱が響き渡った。