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ユニコーンシークレットライブで2000人と16年ぶり再会

昨日2月27日、ユニコーンが神奈川・横須賀芸術劇場でシークレットライブを開催。抽選で選ばれた2000人のファンが、再結成後初の本格的なライブを堪能した。

イープラス「エンタメ市場」登録者を対象とした申し込み受付では、約2日間の受付期間で4万人が応募。約20倍の抽選を勝ち抜いた当選者には集合場所と時間のみが知らされ、集合場所からバスでライブ会場に移動するというミステリーツアー形式で実施された。

集合場所の横浜みなとみらい・臨港パーク脇の巨大駐車場には、午後から当選したファンが続々と集合。冷たい雨が降りしきる中バスへ乗り込み、会場へ向かった。車内ではシングルやアルバムの付属DVDに収録されたドキュメント「バンドやろうぜ!~アルバム“シャンブル”ができるまで」のダイジェスト映像や、「WAO!」「ひまわり」のビデオクリップを上映。到着までのひとときを盛り上げた。

その後の映像には、彼らの所属事務所の後輩であるお笑いコンビ・響が登場。ライブに関する案内を軽妙なトークで解説し、今回のライブのチケットが各自の座席にかぶせてある特製ヘッドレストカバーの中にあることを明かした。車内のファンは各自のチケットや座席位置をめぐって、また一段と盛り上がった。

横須賀芸術劇場へバスが到着すると、多くのファンがグッズ売り場に行列を作る。この日はシークレットライブ限定のTシャツも発売され、ライブの思い出として購入するファンが長い列を作った。

いよいよ解散前のラストライブから5678日ぶりとなる復活ライブ本番。モスグリーンのつなぎに身を包んだメンバーの姿がステージに現れると、客席からはすさまじい歓声が響いた。懐かしいナンバーのイントロには悲鳴が上がり、ニューアルバム「シャンブル」の楽曲も昔からの曲に全く違和感なく馴染んでいる。新旧さまざまな楽曲が、16年ぶりとは思えない見事なチームワークで次々と披露された。

EBI(B,Vo)は「久しぶりなのでガチガチです、今日は泣くどころじゃありません!余裕がありませんでした」と緊張しながら語り、手島いさむ(G,Vo)は「今日はツアー0本目みたいなものなので、気合いがちょっと抜けています(笑)」と笑わせる。途中、あまりにも多数の曲を演奏する内容に不安を抱いたのか、奥田民生(Vo,G)をはじめとする全員が「これでツアー中もつのか?5月あたりとかどうなってるんだ?」と弱音を吐き始め、「ツアーが始まったらこれより曲が増えてることは絶対ないよね。減ってるかもしれないから今日のお客さんはラッキーですよ(笑)バラードが増えてるかもしれません」とまで言い出すシーンもあった。

ライブはアンコールも含めて2時間半にもわたって展開。5人がステージから去る際には、また一段と大きな歓声と拍手が会場に響き渡った。この後は全国ツアー「ユニコーンツアー2009 蘇える勤労」が、3月5日の山形県県民会館よりスタートする。

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