曽我部恵一が尾野真千子主演ドラマで音楽担当

WOWOWにて3月放送予定のドラマ「十月十日の進化論」で、曽我部恵一が音楽を担当する。

このドラマは優れたシナリオ作品の発掘、脚本家の育成を目的に創設された「WOWOWシナリオ大賞」の第7回受賞作品を映像化したもの。監督は映画「箱入り息子の恋」で注目を集めた、テレビドラマ初挑戦の市井昌秀。尾野真千子が主演として、独身生活を送るマイペースで不器用な昆虫分類学博士を演じる。

ドラマのストーリーは、勤めていた大学を突然解雇されてしまった尾野演じる主人公が、その夜に昔の恋人と再開して酔った勢いで一夜をともにし、約5週間後に妊娠が発覚するというもの。主人公は「人間は胎児の間の十月十日で生命30数億年の進化を再現する」という神秘を書物から知り、産む決意を固めていく。

曽我部はこのドラマのために作る音楽について「誰もが経験する大人への階段における物語だと思います。特別な青春物語になるよう、音を作りたいと思います」とコメント。なお、主人公が生物の進化の過程を想像するシーンは新進気鋭の映像作家・加藤隆のアニメーションで表現。また自然案内の専門家“プロナチュラリスト”の佐々木洋が昆虫監修を手がけている。