平井堅、クリスマスKen's Barでもインドパフォーマンス

平井堅が12月23日に福岡・マリンメッセ福岡にてクリスマスライブ「Ken's Bar 2014 Winter」を開催した。　

福岡で「Ken's Bar」のクリスマス公演が行われるのは3年ぶり。ライブはクリスマスのスタンダードナンバー「Let it snow」のアカペラでしっとりと幕を開け、“店主”の平井は「メリークリスマス！ 『Ken's Bar』へようこそ、平井堅です。今日はクリスマスイブイブ、いろんなところから大切な時間を割いて会いに来てくれてありがとうございます。今日は絶好の日。祝日でクリスマスイブイブでホーリーでラブリーでメルティでスイーティなこの夜をともに忘れられない夜にしようじゃないか！ めんたいボーイズ＆ガールズ!!」と挨拶し、会場もそれに呼応するように大きな拍手を返した。

今回の「Ken's Bar」でも鈴木大（Piano）、石成正人（G）、大神田智彦（B）、坂井“LAMBSY”秀彰（Per）というなじみ深いバンドとともに新旧のオリジナル曲を続々と披露。1stステージのラストでは、全編インドで撮影されたビデオクリップが話題の新曲「ソレデモシタイ」をアコースティックスタイルでライブ初歌唱した。ここでは、先日平井がインド料理レストランでサプライズパフォーマンスを行った際も参加した、福岡在住のインド政府公認ボリウッドダンサーであるナタラージャン・ニーラカンダンを従えてパフォーマンス。クリスマスムードに包まれた会場をオリエンタルな雰囲気に一変させる。パフォーマンスを終えるとナタラージャン・ニーラカンダンは平井からマイクを奪い、「このあと休憩を挟んで2ndステージへと続きます。それでは着の身、着のまま、木の実ナナでお待ちください」という「Ken's Bar」ではおなじみの平井の挨拶をヒンドゥー語で言い放って会場を大いに沸かせた。

そのほか、ニューシングルの収録曲「おんなじさみしさ」「Tomorrow」「残響」もライブ初披露。後半は米津玄師「アイネクライネ」のカバーや往年のヒット曲「POP STAR」「Love Love Love」などを送り、アンコールでは宇多田ヒカルのクリスマスソング「Can't Wait 'Til Christmas」もカバーした。平井はその美声で約9000人の観客を酔わせ、ひと足早くファンにクリスマスプレゼントを届けた。