ラフィン＆COBRAの伝説的テクノユニット、COW COWの3枚組アルバム登場

LAUGHIN' NOSEのPON、COBRAのYOSU-KOによって結成され1992年から1994年まで活動していたテクノハウスユニット、COW COWの解散20周年を記念した3枚組アルバム「COW COW was innocent」が明日12月21日に1000部限定でリリースされる。

今作は音楽活動を数年間休止していたYOSU-KOの復帰に合わせて企画されたもの。3枚のうち2枚のCDには、これまでリリースされたすべての音源がポニーキャニオンのスタジオでリマスタリングされ収められる。そしてもう1枚のCDは、これまで世に出ていなかったライブ音源から、特に熱量の高い3ステージのよりすぐり音源を収録。1993年までの代表曲の数々に加えて、この時期のライブのラスト曲として定番だった未発表の「ラブ＆アナーキー」も聴くことができる。

この作品は冊子の中にCD3枚がパッケージされるという仕様で、ブックレットには当時のビジュアルのほか、PONとYOSU-KOの知られざる出会い、メジャー期のCOBRAを突如終結させCOW COWへ移行した経緯、活動期の秘話、解散に至った経緯といった貴重なエピソードも掲載。2人による全楽曲のセルフレビューも収載されている。さらに、このユニットに由来して名前が決まったというお笑いコンビ・COWCOWの善しもブックレットにコメントを寄せており、まことしやかに伝わっていた「COW COWの名前継承」の経緯が明かされている。