COUNTRY YARD「幸せ者です」自主企画で異種格闘戦

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12月6日に神奈川・yokohama Bay HallにてCOUNTRY YARD主催のライブイベント「BROTHERHOOD FEST」が行われた。

「BROTHERHOOD FEST」でのCOUNTRY YARDのライブの様子。(撮影:半田“H.and.A”安政[Showcase])

「BROTHERHOOD FEST」でのCOUNTRY YARDのライブの様子。(撮影:半田“H.and.A”安政[Showcase])

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「BROTHERHOOD FEST」はCOUNTRY YARDが不定期で実施している自主企画イベント「BROTHERHOOD」の特別版で、今回は昨年に引き続き2度目の開催となった。最初に登場したのは、バンドのベースボーカルを担当するRYOSUKEが、COUNTRY YARDの所属するSTEP UP RECORDSの代表であるFUCK YOU HEROES。意外にもCOUNTRY YARDの企画ライブに出演するのは今回が初めてという彼らは、13:00からシャウト炸裂のショートチューンを連発し、会場の温度を引き上げる。

ANDREW(Dr)とRYOSUKEによるユルいMCを挟みつつ、RYOSUKEがCOUNTRY YARDについて「個人的にはすごく近くにいるんだけど、彼らは芯を持ってバンドを(このイベントに)呼んでるからその中で呼んでもらえてうれしい」と思いを述べた。

その後ステージには先輩メロディックバンドのlocofrank、同世代のハードコアバンド・MEANING、Takayuki Saekiのソロプロジェクト・tomy wealth、ポップパンクバンド・GOOD4NOTHING、日本語詞を歌うSUPER BEAVERが次々と登場。彼らはフロアに下りてプレイしたり、COUNTRY YARDへの思いを滔々と口にしたり、オーディエンスのハンドクラップやシンガロングを煽ったりと、思い思いのパフォーマンスで会場を盛り上げる。tomy wealthのステージではkamomekamomeの向達郎(Vo)がゲストとして登場し、「AUTOMATISM feat. TATSURO MUKAI(KAMOMEKAMOME) 」が披露される一幕も。突然の豪華コラボに観客は喜び、そしてエモーションな演奏にじっと聴き入っていた。

「BROTHERHOOD FEST」でのCOUNTRY YARD(撮影:半田“H.and.A”安政[Showcase])

「BROTHERHOOD FEST」でのCOUNTRY YARD(撮影:半田“H.and.A”安政[Showcase])[拡大]

Keisaku "Sit" Matsu-ura(Vo, B)(撮影:半田“H.and.A”安政[Showcase])

Keisaku "Sit" Matsu-ura(Vo, B)(撮影:半田“H.and.A”安政[Showcase])[拡大]

そしていよいよCOUNTRY YARDのアクトへ。彼らはKeisaku "Sit" Matsu-ura(Vo, B)の「集まってくれてありがとうございます。COUNTRY YARD始めます」という言葉を合図にライブをスタートさせる。Taihei Sakagami(Dr)の重厚なドラムに乗せ、「Quark」を1曲目にドロップ。場内を一気にヒートアップさせると続けて「Seven Years Made My Now」「Just Take A Run Over」と激しいナンバーを畳み掛ける。オーディエンスはモッシュやクラウドサーフ、シンガロングなど全身を使い、バンドの熱演に応えた。

MCではMatsu-uraが「想像を超えて(オーディエンスが)すげーあったかいです」とうれしそうに言い、この日のゲストバンドについて「俺たちらしい面白いメンツになったと思います」「憧れていた先輩を勝負の日に呼べるなんて幸せ者です」と述べる。またYu-ki Miyamoto(G, Cho)は「音楽ってなんだろうって悩むこともあるけど、こういう光景が見れることが力になります」と口にした。Matsu-uraは手をまっすぐに伸ばしたり、拳を突き出したりと感情的に歌唱し、Hayato Mochizuki(Vo, G)との絶妙な掛け合いでファンを魅了していく。そして「無心でかかってこい!」とオーディエンスを焚きつけ、バンドの演奏はラストナンバー「In Your Room」へ。MiyamotoとMatsu-uraはフロアを見渡し笑顔を見せ、Mochizukiは大きく体を後ろに反りアグレッシブなギターソロを奏でた。

「BROTHERHOOD FEST」でのCOUNTRY YARDのライブの様子。(撮影:半田“H.and.A”安政[Showcase])

「BROTHERHOOD FEST」でのCOUNTRY YARDのライブの様子。(撮影:半田“H.and.A”安政[Showcase])[拡大]

アンコールで再び、興奮冷めやらぬステージに登場したMatsu-uraは「俺らはいくらカッコつけようと思ってもカッコつかないけど……。音楽は心で、魂でやると思ってるから!」と力強く言い放つ。そしてバンドは「Sorrow」「Don't Worry, We Can Recover」を連投。轟音を再度Bay Hallに叩きつけ、年に1度の盛大な自主企画を締めくくった。

なおCOUNTRY YARDは12月10日にライブDVD「HOME from HOME」をリリースする。DVDには彼らが7月1日に東京・新宿ACB HALLにて開催した初のワンマンライブ「BROTHERHOOD vol.26 -ONE MAN LIVE-」の模様やオフショットが収録されている。彼らの迫力あるパフォーマンスをぜひこの作品で体感してみよう。

HOME from HOME

COUNTRY YARD「HOME from HOME」
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COUNTRY YARD「BROTHERHOOD FEST」
2014年12月6日 yokohama Bay Hall セットリスト

01. Quark
02. Seven Years Made My Now
03. Just Take A Run Over
04. Hold On(新曲)
05. The Same Old Dream
06. I'll Be With You
07. I'm Alright,You're Alright(新曲)
08. Far Flower
09. Starry Night
10. In Your Room
<アンコール>
11. Sorrow
12. Don't Worry, We Can Recover

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かなさん(°▽°) @wrongcy

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