リアル“赤い公園”が地元立川に誕生、同市PV に書き下ろし曲提供も

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赤い公園が自身の出身地である東京都立川市に“赤いベンチ”を寄贈。11月9日に東京・子ども未来センター前広場にて除幕式が行われた。

赤い公園とは?

2010年1月に高校の軽音楽部の先輩後輩だった佐藤千明(Vo)、津野米咲(G)、藤本ひかり(B)、歌川菜穂(Dr)の4人で結成。東京・立川BABELを拠点に活動をスタートさせ、ミニアルバム「透明なのか黒なのか」でメジャーデビューを果たす。しかし津野の体調不良を受け、2012年10月より半年間活動を休止。2013年3月に活動再開を発表したのち、5月に東名阪で復活ツアーを開催し、8月に1stフルアルバム「公園デビュー」を発表した。2014年9月に亀田誠治、蔦谷好位置、嶋津央、蓮沼執太といった豪華プロデューサー陣を招いてメジャー2ndアルバム「猛烈リトミック」をリリース。この作品は「第56回日本レコード大賞」の優秀アルバム賞に選出された。2017年8月にアルバム「熱唱サマー」リリースし、同月に行ったワンマンライブを最後に佐藤が脱退。2018年2月のベストアルバム「赤飯」発売後、5月に新ボーカリストとして石野理子(ex.アイドルネッサンス)が加入。2019年8月に新体制初の音源となる配信シングル「凛々爛々」、10月に5曲入りの新作「消えない - EP」をリリース。2020年5月に現体制初のアルバム「THE PARK」を発表した。10月に津野がこの世を去り、2021年3月の発表で開催することを表明。5月に中野・中野サンプラザホールでラストライブ「赤い公園 THE LAST LIVE『THE PARK』」を行い、約12年の活動を終えた。

赤いベンチ除幕式で盛り上がる赤い公園とくるりん。

赤いベンチ除幕式で盛り上がる赤い公園とくるりん。

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こども未来センター前広場、通称「赤い公園」に設置された赤いベンチ。

こども未来センター前広場、通称「赤い公園」に設置された赤いベンチ。[拡大]

赤い公園はJ-WAVEのクラウドファンディングサイト「J-CROWD MUSIC」を使い、地元への恩返しプロジェクトとして「赤い公園“立川市メジャーデビュー計画”『赤い公園』を作って立川市のPVを撮ろう」を企画。8月1日より資金の募集を開始し、目標額100万円を上回る137万6000円を集めた。このプロジェクトに賛同した立川市は、「こども未来センター前広場」を通称「赤い公園」とすることを決定。この“赤い公園”に、左右の脚にバンドのロゴが刻まれた赤いベンチが設置された。

除幕式で赤いベンチをお披露目したあと、メンバーはクラウドファンディング参加者約70人や立川市公式キャラクター「くるりん」とともに立川市のプロモーションビデオを撮影。このPVにはバンドが書き下ろした楽曲「くるりん絵かき歌」が使用される。映像は12月に完成予定で、WEB上で公開されるので楽しみに待とう。また「くるりん絵かき歌」は市内の各施設で使用される。

なお彼女たちはPV撮影のあと、当日立川で開催されていたイベント「たちかわ楽市2014」に出演してフリーライブを敢行。くるりんをステージに呼び込んで「くるりん絵かき歌」を紹介するなど、約1000人の観客を楽しませた。

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