昨日10月22日に東京・新宿ピカデリーにて映画「日々ロック」の完成披露舞台挨拶が実施され、主演の野村周平、二階堂ふみをはじめとする俳優陣のほか、役者として映画に出演している黒猫チェルシーの岡本啓佑(Dr)と
イベント開始前にMCの芦沢ムネトが、これからとあるバンドによるライブが行われる旨を観客に説明。続けて舞台には劇中歌を提供した細身のシャイボーイ、脚本を手がけた吹原幸太が登場し、ライブの盛り上げ方を観客にレクチャーした。そして「日々ロックー!」というコールを合図に、いよいよ舞台挨拶がスタートする。最初に野村、前野朋哉、岡本からなる劇中バンドのザ・ロックンロールブラザーズが、ギターとベース、ドラムがセットされたステージに登場。1人ずつ自己紹介をしたあと野村の呼び込みで、さらに二階堂、竹中直人、古舘、蛭子能収が舞台上に姿を現す。野村の「行くぞー、お前ら!」という言葉から、バンドはザ・ロックンロールブラザーズの楽曲「いっぱい」を演奏。サビでは二階堂、竹中、古舘、蛭子がコーラスをし、楽曲を賑やかに彩る。集まった観客はスタンディングでライブを鑑賞し、カラフルなサイリウムを振り回してバンドの熱演に応えた。野村は劇中で演じた日々沼拓郎同様、プレイしながら服を脱ぎ熱唱。場内はライブハウスさながらの盛り上がりを見せた。
続いて監督の入江悠が加わり、8人による挨拶へ。今しがた終了したザ・ロックンロールブラザーズのライブについて、野村は「汚いものを見せてしまいましたが一生懸命やったと思います」とコメント。二階堂は「素晴らしいライブで、コーラスを歌うのをすっかり忘れて(笑)」と笑顔で明かす。また岡本は演技に挑戦した感想を「僕は普段、役者ではなくてバンドマンでして、最初は『こんなんでええんか』ってすごい不安やったんですけど、原作の榎屋(克優)先生が、僕を見るなり『あ、依田(明 / 岡本が劇中で演じる役名)だ』って言ったことですごいホッとして。それから気持ちよく撮影できました」と述べる。古舘は自身の役柄について「この映画における下ネタ担当として映画の中で、とにかく下品なことをたくさんやっております」と冗談交じりに話した。
全員の挨拶が終わると、場内に「Happy Birthday to You」の曲が流れ出し、ギターを象ったケーキが登場する。これは10月21日に誕生日を迎えた岡本と蛭子の誕生を祝うために計画されたサプライズ企画。芦沢が事情を説明し、改めて全員で「Happy Birthday to You」を歌唱することに。古舘による叙情的なギター演奏にあわせて、登壇者および観客は盛大な合唱を2人にプレゼントした。その後、二階堂が蛭子にケーキバイトをする。続けて野村が、「二階堂さんがよかったな」とこぼす岡本へケーキを食べさせようとするが、口ではなく顔に生クリームをつけ観客の笑いを誘った。
最後に野村が映画の観どころを「今バカばっかりやってましたけど、そのバカやってるやつらが生き生きとして映画に出てる」と話す。加えて「ぜひ“日々ロック”というライブを楽しんで帰ってください」と観客へメッセージを送り、大盛り上がりの舞台挨拶を締めくくった。
映画は11月22日より全国ロードショーされる。
リンク
- 映画『日々ロック』オフィシャルサイト
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吹原幸太(PMC野郎) @FukiharaKota
僕のことも書いていただいてるやんけ・・・。写真まで!ありがとう、ナタリーさん!ちなみにこのTシャツにプリントされてるジョーカーは僕と顔がソックリと噂です。"@natalie_mu: ザ・ロックンロールブラザーズ、映画館で熱唱 http://t.co/6AkJgnybzz"