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小室哲哉×坂本美雨、新旧TKソング熱唱ライブ

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「小室哲哉 featuring 坂本美雨」Billboard Live TOKYO公演の小室哲哉と坂本美雨。

「小室哲哉 featuring 坂本美雨」Billboard Live TOKYO公演の小室哲哉と坂本美雨。

9月24日、東京・Billboard Live TOKYOにて小室哲哉坂本美雨をフィーチャーしたライブを行った。

このライブは、7歳の頃から小室のファンだという坂本が小室プロデュース楽曲を歌うというテーマで進行。小室とアコースティックギターを抱えた松尾和博がステージに登場すると、小室がglobe「DEPARTURES」のピアノソロを奏で、途中から坂本が参加して「Can't Stop Fallin' in Love」を歌い出す。さらに、1987年に渡辺美里に提供した「悲しいね」、宮沢りえのシングル「赤い花」のカップリング曲「My Kick Heart」、華原朋美の「LOVE BRACE」と続く。アコースティックなサウンドに乗せて坂本が歌うことで、“TKソング”の骨子が浮き彫りとなって場内に響いた。

坂本は「全曲知ってるでしょ? みんなの心の歌が、叫びが聞こえるから(笑)。小室さんのことはTM NETWORKやソロのプロデュースワークはもちろん、小さな頃から大好きで。10歳からニューヨークに行ってたんですけど、ネットがない時代でしたけど、紀伊國屋とかで『PATiPATi』や『WHAT's IN?』を買って、がんばって情報収集してファンをやってました」と小室への敬愛心をアピール。一方小室は「僕の曲はキーが高いんですけど、美雨ちゃんは難なく声が出るから」と彼女のボーカルを評価し、坂本は謙遜しながらも「小室さんがプロデュースしてきた女性アーティストの方々は声が独特で。すぐに誰かわかるんですよね」と分析していた。

後半は、小室と坂本が2013年にテレビ番組「芸能人最強アカペラ王者決定戦 ハモネプ★スターリーグ」にチームを組んで出演した際、決勝に進出したら披露しようと考えていたベッド・ミドラー「The Rose」を熱唱。続いて1991年発表の小室のソロ曲「永遠と名づけてデイドリーム」も披露された。

MCに入ると、小室は「教授の娘さんがどうもぼくの音楽を気に入ってくれてるらしいよとウワサで聞いて、最初は恐縮してたよね……。教授も複雑だったろうね(笑)。でも、娘さんが好きだったらしょうがないなーって感じですよね(笑)。その後は(教授とのやり取りが)やりやすくなりました。美雨ちゃんにお礼言わないとね」とユーモアたっぷりに語る。そんな坂本龍一に関する話を経て、父である龍一がプロデュースした坂本美雨の楽曲「in aquascape」をプレイ。小室はこの曲を「音楽的に素晴らしい曲。ピアノのコードを弾かなくても、指1本と歌だけで和音が、音楽が成り立つ」と絶賛した。

フィナーレでは小室、坂本、松尾の3人でTM NETWORKの代表曲「SEVEN DAYS WAR」をプレゼント。贅沢なセッションを堪能した観客は満足気な表情で会場をあとにした。なお、10月4日にはBillboard Live OSAKAで大阪公演が開催される。

小室哲哉 featuring 坂本美雨

2014年10月4日(土)大阪府 Billboard Live OSAKA
[1st STAGE]OPEN 15:30 / START 16:30
[2nd STAGE]OPEN 18:30 / START 19:30

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