赤い公園、おもちゃ美術館でファンと“授業”

2014年9月22日 23:51 188 5 音楽ナタリー編集部

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赤い公園が9月20日に東京・東京おもちゃ美術館にてイベント「『猛烈リトミック』試聴会～山派？川派？～」を実施した。

赤い公園とは？

2010年1月に高校の軽音楽部の先輩後輩だった佐藤千明（Vo）、津野米咲（G）、藤本ひかり（B）、歌川菜穂（Dr）の4人で結成。東京・立川BABELを拠点に活動をスタートさせ、ミニアルバム「透明なのか黒なのか」でメジャーデビューを果たす。しかし津野の体調不良を受け、2012年10月より半年間活動を休止。2013年3月に活動再開を発表したのち、5月に東名阪で復活ツアーを開催し、8月に1stフルアルバム「公園デビュー」を発表した。2014年9月に亀田誠治、蔦谷好位置、嶋津央、蓮沼執太といった豪華プロデューサー陣を招いてメジャー2ndアルバム「猛烈リトミック」をリリース。この作品は「第56回日本レコード大賞」の優秀アルバム賞に選出された。2017年8月にアルバム「熱唱サマー」リリースし、同月に行ったワンマンライブを最後に佐藤が脱退。2018年2月のベストアルバム「赤飯」発売後、5月に新ボーカリストとして石野理子（ex.アイドルネッサンス）が加入。2019年8月に新体制初の音源となる配信シングル「凛々爛々」、10月に5曲入りの新作「消えない - EP」をリリース。2020年5月に現体制初のアルバム「THE PARK」を発表した。10月に津野がこの世を去り、2021年3月の発表で開催することを表明。5月に中野・中野サンプラザホールでラストライブ「赤い公園 THE LAST LIVE『THE PARK』」を行い、約12年の活動を終えた。

赤い公園「『猛烈リトミック』試聴会～山派？川派？～」の様子。

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これは9月24日リリースのニューアルバム「猛烈リトミック」をいち早くお披露目するために、赤い公園がレギュラーを務めるJ-WAVE「TOKYO REAL-EYES SPEAK OUT!」と連動して企画したもの。イベントには選ばれた40人の“生徒”が集まり、旧四谷第四小学校の校舎を利用した美術館でのプレミアムなひとときを過ごした。

イベントは「1時間目」「2時間目」の2部構成で行われた。1時間目は「猛烈リトミック」の試聴会で、ファンはスクリーンに映し出される“先生”ことプロデューサー陣からのコメントを読みながら全15曲を堪能。約50分にわたる“授業”を受けた。

2時間目はおもちゃ学芸員によるワークショップ。メンバーおよびファンは学芸員から木でできた楽器やおもちゃの紹介を受けたあと、サランラップとハガキとストローで笛を制作する。トロンボーンのように筒を移動させて音を奏でることができるもので、メンバーとファンは奏でるコツなどを教え合い、和やかに交流を楽しんだ。なおこの日のイベントの模様は9月26日（金）24:00からの「TOKYO REAL-EYES SPEAK OUT!」にて放送される。

またYouTubeではアルバムダイジェストが公開された。全曲が試聴できるので、ぜひチェックしてみよう。