竹原ピストル、バンドセットで最多動員数記録

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竹原ピストルが昨日8月13日に東京・UNITにてライブイベント「竹原ピストル(ズ) ワンマンショー #0」を開催した。

竹原ピストル(撮影:古賀恒雄)

竹原ピストル(撮影:古賀恒雄)

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曽根巧(G)、黒田元浩(B)、山口美代子(Dr)、山本健太(Key)とともに“竹原ピストル(ズ)”としてステージに登場した竹原。彼は軽く手を上げて観客に挨拶をし、バンドメンバーと目配せをして「LIVE IN 和歌山」からライブをスタートさせる。「薬づけでも生きろ」と強烈なメッセージを咆哮して会場を一気に自分の世界に染め上げると、「みんな~、やってるか!」では「なんもやってねーでやってらんねーはねーだろ!」と胸を刺すような言葉を放っていく。

10月22日リリースのアルバム「BEST BOUT」に収録される「東京一年生」や野狐禅時代の「じゅうじか」をしゃがれた声で届けたあとは、最近作ったという「午前二時 私は今 自画像に描かれた自画像」をパフォーマンス。熱く激しいアンサンブルを披露し、「いやー、バンドっていいね」と充実した表情を見せた。またこの日のライブが竹原ピストル史上最多動員数を記録したことを明かし、フロアから温かい拍手が送られた。

竹原ピストル(撮影:古賀恒雄)

竹原ピストル(撮影:古賀恒雄)[拡大]

ライブ中盤には「テイク イット イージー」「わたしのしごと」「リョウジ」といったミディアムナンバーを軽やかに歌唱。続いて29歳の若さで夭折した天才棋士・村山聖のことを歌った「最期の一手~聖の青春~」、「ぼくは“人生勝ち負けなんてないんだ”という人の人生に心を動かされたことは、一度たりとも、無い。」という歌詞が印象的な「カウント10」をシャウトしてオーディエンスを圧倒する。そして竹原は「このメンバーでスタジオに入ったら楽しくて楽しくて。ライブがやりたくて仕方がなくなって今日のイベントを開催しました。今日はありがとうございます」と感謝の気持ちを伝える。その後本編ラストには「カモメ」を情感を込めて歌い上げ、アンコールではカントリー調の「マイメン」をプレイ。今秋よりアルバム「BEST BOUT」を携えて弾き語りで全都道府県を回り、その後バンドセットでも各地を訪れることを発表した竹原は、ツアーでの再会を約束してステージをあとにした。

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竹原ピストル(ズ) ワンマンショー #0
2014年8月13日 東京都 UNIT セットリスト

01. LIVE IN 和歌山
02. RAIN
03. みんな~、やってるか!
04. 不完全熱唱
05. 東京一年生
06. じゅうじか
07. 午前二時 私は今 自画像に描かれた自画像
08. テイク イット イージー
09. わたしのしごと
10. どっちみちどっちもどっちさ
11. リョウジ
12. 最期の一手~聖の青春~
13. カウント10
14. 俺のアディダス~人としての志~
15. ちぇっく!
16. カモメ
<アンコール>
17. マイメン

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