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アンジェラ・アキ「手紙」モチーフ小説映画化

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アンジェラ・アキのヒット曲「手紙 ~拝啓 十五の君へ~」をモチーフにした中田永一の小説「くちびるに歌を」が、新垣結衣主演で映画化されることが決定した。

原作は、「手紙 ~拝啓 十五の君へ~」の作者アンジェラ・アキが全国の中学生に会いに行き、直接対話をするというテレビドキュメンタリーのエピソードをもとに書き下ろされた小説。作家の乙一が別名義の中田永一で発表した本作は、2011年に出版される否や、青春小説の決定版として支持を受け、第61回小学館児童出版文化賞や読書メーターおすすめランキング第1位に輝いた。モリタイシによるコミカライズも「ゲッサン」にて連載されている。

“現代版・二十四の瞳”とも言えるこの作品は、ぶっきらぼうな美人天才ピアニストが、東京から故郷の長崎・五島列島の中学校へ臨時教員として戻り、合唱部の顧問となる。彼女がコンクール出場を目指す部員たちに“15年後の自分”へ手紙を書く課題を出すというストーリーだ。7月中旬に五島でクランクインしたのち、オール長崎ロケを行い、2015年2月に全国ロードショーとなる。

キャストは新垣のほか、木村文乃、桐谷健太、木村多江、小木茂光、眞島秀和、石田ひかり、角替和枝、井川比佐志などが脇を固める。そのうち、合唱部員サトルの兄役として渡辺大知(黒猫チェルシー)も出演する。監督は「ソラニン」「僕等がいた」「陽だまりの彼女」「ホットロード」「アオハライド」などを手がける恋愛映画の名手・三木孝浩。エンディングを彩る主題歌は、アンジェラ・アキ「手紙 ~拝啓 十五の君へ~」が決定している。

※記事初出時、本文に誤りがありました。訂正してお詫びいたします。

監督:三木孝浩 コメント

今思えば、たわいのない悩みを抱えながら光ある場所を探して息を止めて必死でもがいていた10代の頃。アンジェラ・アキさんの「手紙 ~拝啓 十五の君へ~」をモチーフにしたこの原作を初めて読んだとき、当時の自分の日記を見返しているような、こそばゆくて、ほろ苦くて、でもあたたかい不思議な気持ちが溢れて涙が止まりませんでした。舞台である五島列島の島々を渡る風に乗って届く、中学生達の瑞々しい合唱の歌声をイメージした時、ふっと心が軽くなりました。10代の痛みや悩みは誰もが避けて通れないものだけど、結局その答えを見つけられるのは自分だけなんだと思います。大人になった自分だからこそ、あの頃の自分へ伝えられるメッセージがある。手紙のかわりに、僕はこの映画をつくります。

原作:中田永一 コメント

普通の小説は、作家がひとりで頭のなかで組み立ててゆきますが、「くちびるに歌を」は複数人で立ち上がったプロジェクトでした。この小説自体がまるで合唱のようにできあがっていきました。僕ひとりだったらそもそも執筆すらしていなかったでしょう。「手紙」や合唱という文化を映画にしたいという熱意を持った担当編集者や映画プロデューサーにより、僕は背中を押され、突き動かされました。だからまずは、担当編集者と映画プロデューサーにお疲れ様を言いたいです。この合唱に、新垣結衣さんが参加してしてくださるなんて、だれが想像したでしょう。完成がとてもたのしみです。

主演:新垣結衣 コメント

今までは私が生徒として先生や先輩方に見守られる役だったのが、今回初めての先生側ということで、そんな年齢になったんだなぁということを改めて実感しています。ただ実際は、自分がイメージしていたよりもずっと中身は子供で、どんなに年齢を重ねようがその時その時で困難にぶつかることはあって、そんな心境や状況は柏木ユリやアンジェラ・アキさんの「手紙 ~拝啓 十五の君へ~」という曲の歌詞にとてもリンクするなと思います。そんなわけで大事に撮影期間を過ごして行けたらなと思います。がんばります。

主題歌:アンジェラ・アキ コメント

「手紙 ~拝啓 十五の君へ~」は、合唱コンクールで歌う中学生たちのために書き下ろした楽曲です。そして、色んな方々に歌っていただいたことによって、大きな翼が生え私から飛び立っていったような思いがする特別な楽曲です。コンクールを通して交流した若松島の中学生たちとのエピソードが、「くちびるに歌を」として小説化され、そして今度は映画化されると聞き、大変光栄な気持ちでいっぱいです。6年前、私は若松島に降り立った日のことを鮮明に思い出しました。その長崎・五島列島の美しい風景や、そこに暮らす大らかであたたかい人たちの姿が、映画になって心から嬉しく思います。この作品が一人でも多くの人に届くことを願います。

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