アンジェラ・アキの14年ぶりオリジナルアルバム発売決定、新曲「Floating Planets」配信

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アンジェラ・アキが本日11月26日に配信シングル「Floating Planets」をリリースした。

アンジェラ・アキ「Floating Planets」配信ジャケット

アンジェラ・アキ「Floating Planets」配信ジャケット [拡大]

「Floating Planets」は幸せと終わりを同時に感じてしまうような、切なく複雑な恋の物語を歌った楽曲。アンジェラはこの曲について「4年前に17年間一緒に過ごしてきた人と離婚をして、40代で独りになってから一つの恋愛をした。そこで経験したことを描いたのがこの作品。幸せという気持ちと、終わりの悲しみが隣り合わせにあって、白と黒だけではない、本当にグレーのグラデーションのような感情がいくつもある、そのグラデーションを描いたリアリティーのあるラブソングを作りたいと思った」とコメントしている。

また「Floating Planets」のミュージックビデオもYouTubeで公開された。アンジェラは自らMVのコンセプトを考えて絵コンテを作成し、歌唱だけでなく演技を行った。48歳の自分をそのまま映すことに強くこだわったというアンジェラは「これは私の体験だから、私が演じる必要があった。他の俳優さんが代わりに演じることは考えられなかった」と語っている。

さらにアンジェラは2026年2月11日に約14年ぶりのオリジナルアルバム「Shadow Work」をリリースすることも発表した。アルバムには今年5月リリースの楽曲「Pledge」、新曲「Floating Planets」を含む全13曲が収録される。なおアルバムタイトル「Shadow Work」とは心理カウンセリングの1つで、自分の心の影や闇を認め、統合していく自己理解のプロセスのこと。アンジェラは2020年から続けているShadow Workの過程を音楽作品として表現したいと決意。自分自身の経験と表現を追求し、3年の歳月をかけてアルバムを完成させた。

リリース決定の発表と合わせてアンジェラは「このアルバムは2020年、真剣に自分と向き合う決心をした瞬間からスタートしていたのかもしれません。大袈裟に聞こえるかもしれないけど、私はこの5年で何度も生まれ変わりました。Shadow Workを通じて、また友人の支えもあって、これまで体験してきた数々の感情の渦をやっと言葉にできるようになりました。怒り、嫉妬、劣等感、欲望といった自分の中に存在する闇を、一人の人間として初めて眺め、認め、受け入れ、それに優しく触れられるようになりました」とコメント。アルバム制作の背景について「まだまだ人間として成長の途中ですが、ここまで辿ってきた道のりをリアルに捉えたくて13年ぶりにオリジナルアルバムを作り始めました。このアルバムは自分が自分のために作らなければいけない作品でした。聴いてくれる人に何か特別なメッセージを受け取ってもらいたいわけではないのだけど、5年前に闇に飛び込み、ぬかるみとモヤの中を歩いてきた体験を綺麗事なしに一つの作品に詰め込みました」と語っている。

アンジェラ・アキ「Floating Planets」ミュージックビデオ

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楊(やん) @yan_negimabeya

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