18歳シンガー阿部真央が渋谷で鮮烈ライブ披露

11月24日に渋谷duo MUSIC EXCHANGEで開催されたライブイベント「Treasure Box @ Shibuya extra NACK5 20th*Heaven's Rock 15th」に、18歳のシンガーソングライター阿部真央が出演。堂々のライブパフォーマンスを披露した。

阿部真央は、2009年1月21日に1stアルバム「ふりぃ」でメジャーデビューする新進気鋭のアーティスト。10月にはiTunes Storeにて「MY BABY (AG ver.)」が「今週のシングル」として取り上げられ、10万ダウンロードを記録するなど、現在大きな注目を集めている。

ステージに登場した真央は、アコースティックギターのボディを叩いてビートを響かせたのち、エッジの効いたストロークで「人見知りの唄～共感してもらえたら嬉しいって話です～」を演奏。「皆寂しいんだよ　貴方も私と同じ／人が嫌いなわけじゃないけど　うまく笑えない」と存在感のあるボーカルで歌い、観客の目を釘付けにした。

続く2曲目はiTunes Storeにて好評を博したラブソング「MY BABY」。キュートさとセクシーさが溶け合った独特の雰囲気が会場を包み込む。

そして「誰にでも入ってきてほしくないラインがある、という歌です」というMCをはさんで、ロックナンバー「デッドライン」を披露。ギターを激しくかき鳴らす鬼気迫るパフォーマンスでオーディエンスを圧倒した。

続く5曲目はバラード「貴方の恋人になりたいのです」。表現者としての本質が込められた演奏から一転、切なく情感に満ちた歌声を響かせる。近づきたいと願いながら、近づきすぎることを恐れるという繊細な恋心を歌いあげる。

そして最後は「母の唄」、デビューアルバムの表題曲「ふりぃ」を続けて披露。疾走感のあるロックチューンでフロアを沸かせた真央は、オーディエンスに鮮烈な印象を残してステージを後にした。

なお、アルバム発売に先駆け、現在「人見知りの唄」「MY BABY」「貴方の恋人になりたいのです」の3曲（いずれもアコースティックギターver.）が着うた・着うたフルで配信中。さらにアルバム表題曲「ふりぃ」の着うたも配信されている。