MIYAVI、アンジェリーナ・ジョリー監督映画で役者デビュー

MIYAVIが、アンジェリーナ・ジョリーが監督を務めるハリウッド映画「UNBROKEN」に役者として出演することが決定した。

「UNBROKEN」は、「シービスケット」で知られるローラ・ヒレンブランドが2010年に発表し、累計350万部を売り上げているベストセラー小説が原作。ベルリンオリンピックに陸上選手として出場した後、米軍の兵士として参加した第二次世界大戦で日本軍捕虜となった実在の人物ルイス・ザンペリーニの壮絶な体験をつづったノンフィクション大作だ。脚本はジョエル・コーエンとイーサン・コーエンによるコーエン兄弟が手がけ、アカデミー賞に10度ノミネートしているロジャー・ディーキンスが撮影監督を務める。

撮影は10月下旬より始まり、北米での公開は2014年12月25日を予定している。MIYAVIは映画の撮影スケジュールに伴い、自身のワールドツアーを当初予定していた年内から2014年2月に繰り下げ、アジア各国を皮切りにヨーロッパ各国や他の地域を巡るスケジュールに再調整した。

なお彼は、この件を昨日10月14日に東京・SHIBUYA-AXで開催された「MIYAVI "SLAP THE BEAT" TOUR 2013」最終公演にてファンに直接発表。マスコミ向けのコメントでは、出演を迷ったものの「戦争というものの残酷さを訴えると同時に 結果アメリカと日本、世界との架け橋になり得るのであればそれは僕がまさに音楽でやろうとしている事と共鳴していると思い、今回、出演を決意しました」と語り、「役者としての経験はありませんが いち表現者として全力で挑みたいと思います」と意気込んでいる。

MIYAVI コメント

今回、日本人にとってセンシティヴな題材という事もあり
正直、音楽家として本業をさしおいて
やるべきかどうか迷いましたが
アンジーと直接会い、話をして
作品として「赦し」をテーマとし
戦争というものの残酷さを訴えると同時に
結果アメリカと日本、世界との架け橋になり得るのであれば
それは僕がまさに音楽でやろうとしている事と
共鳴していると思い、今回、出演を決意しました。
役者としての経験はありませんが
いち表現者として全力で挑みたいと思います。