再生数急上昇ソング定点観測 (2025年12月3週目) [バックナンバー]
SixTONESがJr.時代から確立していた独自性とは / なにわ男子が王道アイドルを背負う覚悟の1曲 / 「True Love」が引き出したINIの新たな可能性
今、盛り上がり始めている曲 / これから盛り上がりそうな曲について詳しく解説
2025年12月19日 18:30 40
YouTubeでの視聴回数チャートや、ストリーミングサービスでの再生数が伸びている楽曲を観測し、今何が注目されているのかを解説する週イチ連載「再生数急上昇ソング定点観測」。今週はYouTubeで12月5日から12月11日にかけて集計されたミュージックビデオランキングの中から要注目トピックをピックアップします。
文
まずはこの週の初登場曲の振り返りから
今週のYouTubeのミュージックビデオランキングは、1位に
HANA「NON STOP」ミュージックビデオ
そのほか
BE:FIRST「街灯」ミュージックビデオ
BE:FIRST「Stay Strong」リリックビデオ
50位には
星街すいせい「彗星」ミュージックビデオ
HANAやBE:FIRSTといったBMSG所属アーティストの楽曲が多数並んだ今週は、下記の3曲をピックアップする。
SixTONES「Amazing!!!!!!」
※YouTubeウィークリーミュージックビデオランキング初登場7位
12月5日にMVが公開された「Amazing!!!!!!」は、来年1月21日にリリースされる
全体的に危険で妖しげな雰囲気を放つトラック、1曲で多彩な表情を見せる変則的な曲構成、不良っぽさを感じる男らしい歌詞、そしてそれを堂々と歌い上げるボーカルなど……既存のアイドル像にとらわれないSixTONESらしさ満載の楽曲だ。正統よりも異端、本流よりも我流、オーソドックスよりもヘテロドックス。そうした独自のスタイルをジュニア時代から確立していたことに驚かされる。そんな彼らだからこそ、結成から10年間にわたって常に我々を魅了し続けているのだろう。
なにわ男子「Never Romantic」
※YouTubeウィークリーミュージックビデオランキング初登場23位
ここ数年、アイドルグループとダンス&ボーカルグループの境目が曖昧になりつつあるように思う。アイドルもヒップホップなどのいわゆるブラックミュージックを歌うことが増え、従来のキラキラした要素だけでなく、ギラついた攻撃性の高いパフォーマンスをすることも珍しくない。そんな中、
今作はメンバーの
INI「True Love」パフォーマンスビデオ
※YouTubeウィークリーミュージックビデオランキング初登場45位
なにわ男子と同じく映画「ロマンティック・キラー」のテーマソングとなっているのは、
同曲のパフォーマンスビデオでは、メンバーが水色の衣装を着て、サイダーのようなさわやかで弾けるダンスを披露している。サビの高くジャンプする振付も印象的だが、それ以上に目を惹くのが、曲の世界観に入り込んだようなメンバーの楽しそうな表情だ。単に笑顔で踊っているのではなく、この曲が持つ高揚感がしっかりと表現されていて、確かな演技力を感じる。筆者はミュージカル映画「ハイスクール・ミュージカル」の挿入歌「We're All In This Together」に通じるものを感じた。「True Love」はINIの新しい可能性を感じさせる1曲と言えるのではないだろうか。
※記事初出時、SixTONESのベストアルバムの発売日に誤りがありました。お詫びして訂正します。
- 真貝聡
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ライター / インタビュアー。雑誌やWebで執筆するほか、MOROHA「其ノ灯、暮ラシ」、BiSH「SHAPE OF LOVE」、PEDRO「SKYFISH GIRL-THE MOVIE-」といったドキュメンタリー映像作品や、テレビ特番「Mrs. GREEN APPLE ~Review of エデンの園~」にインタビュアーとして参加している。
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asaco @asakopon
>なにわ男子の新曲は「これぞアイドルソング」としか言いようがないほど、チャーミングで幸福感があって、実にきらびやかな楽曲だ〜恋に落ちた心情を「バキュン!バキュン!バキュン!」と全力で歌い上げるところに、彼らの王道アイドルを背負う覚悟が見えるし、何より甘いフレーズが7人に合っている https://t.co/VUJhR7y8bZ