DOES結成10周年ライブ「ここからロックを発信していく」

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2月15日、DOESが東京・Zepp DiverCity TOKYOにて結成10周年記念のワンマンライブ「DOES結成10周年記念ライブ at Zepp Diver City~夢見た世界~」を開催した。

MCの成り行きから「10周年!」を手で形作るDOESの3人(撮影:shimbo yuki)。

MCの成り行きから「10周年!」を手で形作るDOESの3人(撮影:shimbo yuki)。

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氏原ワタル(Vo, G)(撮影:shimbo yuki)

氏原ワタル(Vo, G)(撮影:shimbo yuki)

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赤塚ヤスシ(B)(撮影:shimbo yuki)

赤塚ヤスシ(B)(撮影:shimbo yuki)

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森田ケーサク(Dr)(撮影:shimbo yuki)

森田ケーサク(Dr)(撮影:shimbo yuki)

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2月15日のライブの模様(撮影:shimbo yuki)。

2月15日のライブの模様(撮影:shimbo yuki)。

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2003年に福岡で結成され、今年記念すべき10周年を迎えるDOES。この日の会場にはアニバーサリーイヤーの幕開けを祝うべく、多数のファンが集結した。まず最初に披露されたのは「S.O.S.O」そして「ジャック・ナイフ」。高速のビートに乗ってフロアの熱気は急上昇していく。氏原ワタル(Vo, G)の「夢見た世界へようこそ!」という挨拶に続いては、「ナイスデイ」「戯れ男」を演奏し、会場の空気を変化させた。

ワタルは会場近くの巨大ガンダム像について「今日はガンダムが近くにいるから、俺はニュータイプになれる気がするぜ!(笑)」と話し、オーディエンスを笑わせる。その後は「アクロス・ザ・ライフ」「デイ・サレンダー」「僕たちの季節」など、幅広い年代の楽曲を続々と披露していった。

中盤ではDOESならではの激しいロックサウンドを繰り広げた「世界の果て」、赤塚ヤスシ(B)のベースラインが心地よく響いた「ダンス・イン・ザ・ムーンライト」といった楽曲をプレイする。ここでワタルは「10年前、Zeppでやれるとは思ってなかったんですが。そんな10年前の曲をやりたいと思います」と語り、インディーズ時代からの名曲「ステンレス」「インディゴ」を披露。その直後に新曲「遠くまで」をパフォーマンスする。荒々しいリズムの上に明るく伸びやかなメロディが乗ったこの曲が、DOESのさらなる進化を印象付けるシーンとなった。

ライブ本編終盤では、ワタルがガンダムに対抗して放った「俺たちもロボット所有してるんで。1/144SMZ-01、モノタリナイクン!」という言葉を受け、DOESのマスコットキャラクターとも言える段ボール製ロボットの「モノタリナイクン」が登場する一幕も。そんな和やかな風景を挟み、このライブタイトルの由来ともなった最新シングル「夢見る世界」、ライブには欠かせない「レイジー・ベイビー」といったナンバーが立て続けに演奏される。本編最後は「今を生きる」の壮絶な演奏で締めくくられた。

アンコールの声に応えてメンバー全員が再び登場し、1曲目に披露したのはユニコーン「Maybe Blue」のカバー。この曲は3月6日リリースのトリビュートアルバム「ユニコーン・カバーズ」に彼らが提供したカバーで、原曲の疾走感を生かしつつDOESらしいヘビーさを加えたアレンジで、フロアを大いに沸かせた。続いてはこの日2曲目の新曲「ブラック・チェリー」を演奏。本編で披露した「遠くまで」とは異なる、けだるさを漂わせるスローナンバーでオーディエンスを魅了した。

ダブルアンコールの冒頭では、森田ケーサク(Dr)が3月より開催する「アルバム完全再現ライブ」を発表し、観客を大喜びさせる。ワタルはこのライブについて「ここから今の日本にロックを発信していかんといけないと思ってるのよ。カッコいい新曲がいっぱいできてるから」と話し、いきなり予定外の新曲を演奏してみせる。アグレッシブなナンバーでフロアを圧倒し「てな感じの曲よ。まだ歌詞覚えとらん(笑)」と笑いながら、彼らの今の勢いをアピールしていた。

その後は「今日の裏テーマは『ヒット曲をやらない』だったんだけどね、みんなヒット曲しか聴かねえから(笑)。でも皆さんのことが好きだから、おまけにやるわ!」と宣言し、「修羅」「曇天」「バクチ・ダンサー」と大ヒット曲を連発。オーディエンスも狂喜乱舞し、熱狂のうちに10周年ライブが終了した。

2013年2月15日 Zepp DiverCity TOKYO
「DOES結成10周年記念ライブ at Zepp Diver City ~夢見た世界~」セットリスト

01. S.O.S.O
02. ジャック・ナイフ
03. ナイスデイ
04. 戯れ男
05. アクロス・ザ・ライフ
06. デイ・サレンダー
07. 神様と悪魔と僕
08. スーパー・カルマ
09. 僕たちの季節
10. ダンスホール・ガール
11. 世界の果て
12. ダンス・イン・ザ・ムーンライト
13. 黒い太陽
14. ステンレス
15. インディゴ
16. 遠くまで(新曲)
17. サブタレニアン・ベイビー・ブルース
18. 夢見る世界
19. レイジー・ベイビー
20. 三月
21. 今を生きる
<アンコール>
22. Maybe Blue
23. ブラック・チェリー(新曲)
24. 明日は来るのか
<ダブルアンコール>
25. タイトル未定(新曲)
26. 修羅
27. 曇天
28. バクチ・ダンサー

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読者の反応

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灯里 @schndrf_w

そういや過去の記事洗ってたらもうすでにやってた、銀魂の曲やりませんライブ。結局やったらしいけどw
〈ダブルアンコール〉…、そんなのもあったのか。
https://t.co/GvETKujCTp

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