「いけるか兄弟。お前たちの最後の祭だぞ、暴れてくれ!」というGACKTの声に約6500人のオーディエンスは熱狂。1曲目の「THE END OF THE DAY」から拳を突き上げ、興奮気味の歓声をバンドに浴びせた。
その後も、GACKTとJON(Vo)がお立ち台の上で体を絡ませ頬を寄せ合い歌った「NINE SPIRAL」や、GACKTの美しいファルセットボイスとJONの穏やかな声が重なった「Last Kiss」などが会場を盛り上げていく。中盤に披露された「妄想ガール」では、GACKTとJONがエロティックなポーズで観客を挑発。さらに2人が突然着ていたシャツを脱ぎ上半身裸になると、悲鳴のような声が響きわたった。
後半を盛り上げたのはアッパーな「VANILLA」や、SHINYA(Dr)とU:ZO(B)による激しいリズム隊が観客を踊らせた「EVER」といったナンバー。終盤にGACKTは「こんな時代だからこそ、お前たちには笑っていてほしい。お前たちはひとりじゃない。寂しくて眠れない夜も、胸に手を当ててくれ。どんなときも俺たちがいつもそばにいるから」と語りかけ、親指と人差し指、小指を立てる「I Love You」のサインをファンに送る。すると観客は「ありがとう!」「愛してる!」と大声で叫んだ。
国内ツアーを終えたばかりのYELLOW FRIED CHICKENzだが、来年はアジア、北米、南米ツアーを開催する予定とのこと。精力的な活動を続ける彼らの今後の動きにも注目が集まる。
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音楽ナタリー @natalie_mu
GACKT率いるYFC国内ツアー、幕張で熱狂のうちに完結 http://t.co/oZIpXTrY