「CDショップ大賞」ライブでMWAM、BAWDIESら受賞者競演

2014年3月7日 14:48 362 14 音楽ナタリー編集部

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昨日3月6日、東京・Zepp Tokyoにてライブイベント「CDショップ大賞SPECIAL LIVE」が開催された。

「CDショップ大賞SPECIAL LIVE」の様子。（Photo by Nobuyuki Kobayashi）

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Charisma.com

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キュウソネコカミ

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THE BAWDIES

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MAN WITH A MISSION（Photo by Nobuyuki Kobayashi）

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これは全日本CDショップ店員組合が企画する「CDショップ大賞」の一環で行われたもの。イベントには過去に大賞を受賞したTHE BAWDIESとMAN WITH A MISSION、そして今回地方賞に選ばれたCharisma.com、ニューブラッド賞を獲得したキュウソネコカミの4組が出演した。

トップバッターのCharisma.comは、いつか（MC）の「仕事？学校？知らない、今日はCDショップ大賞！」という言葉を口火に「GEORGE」からライブをスタートさせる。いつかはステージ上を自由に歩き回り、ゴンチ（DJ）は手拍子を煽ってフロアをアジテート。2人は「メンヘラブス」「HATE」を投下して全5曲のパフォーマンスを終えると、何度かお辞儀してから足早に舞台をあとにした。

キュウソネコカミはサウンドチェックの段階からくだけたトークを展開。1曲目「サブカル女子」が始まると客席前方に人が押し寄せ、場内の熱気は急上昇する。彼らは鋭利なギターサウンド、怒号のような歌声で「良いDJ」「ファントムヴァイブレーション」とハイテンションなナンバーを連発。ヤマサキセイヤ（Vo, G）は「DQNなりたい、40代で死にたい」でフロアに侵入したり、持ち出してきたダンボールを観客に掲げさせ「俺がニューブラッド賞だ！」と叫びながらそれを潰したりし、その破天荒なキャラクターを初見の観客に強く印象付けた。

3番手は2010年の大賞受賞者、THE BAWDIES。ミラーボールが回る中登場すると、「1-2-3」「IT'S TOO LATE」と硬派なロックンロールでオーディエンスを踊らせていく。MCでは自分たちが受賞した第2回を振り返り、ROY（Vo, B）は「何が一番うれしかったって、音楽を愛している現場の人たちが推してくれたってことです」と改めて喜びをあらわした。リリースされたばかりのカバーアルバム「GOING BACK HOME」からThe Five Du-Tones「SHAKE A TAIL FEATHER」を届けたあとは、MARCY（Dr）の力強いビートから「EMOTION POTION」へ。さらに「CDショップ大賞。CDのCをHに変えてみましょうか。HD……『HOT DOG』!!」とROYが叫んだ「HOT DOG」で会場の盛り上がりはピークに達する。彼らは「YOU GOTTA DANCE」で締めたあと、恒例の「ワッショイ」をいつものTAXMAN（G, Vo）に代わってMARCYが呼びかける形で行った。

バンドロゴが入ったバックドロップがステージ後方でゆっくりと上昇しMAN WITH A MISSIONのメンバーが姿を現すと、観客からは待ってましたと言わんばかりの大歓声が起こる。まず昨年の大賞受賞作「MASH UP THE WORLD」より「distance」が演奏された途端、フロアはあっという間にもみくちゃに。Jean-Ken Johnny（G, Vo）は最初のMCで挨拶したのち、今年の大賞受賞者であるマキシマムザホルモンへ祝いの言葉を述べた。続けてバンドは3月12日発売のニューアルバム「Tales of Purefly」から新曲「higher」を初披露してファンを喜ばせ、「Get Off of My Way」「your way」とアッパーチューンを畳み掛ける。その後Jean-Ken Johnnyが「CDニ関ワッテル人ガ注ギ込ンデル情熱、魂ッテノハハンパジャナイ。世界ヲ変エテヤルンダトイウ気持チデヤッテマス。ソノCDヲ皆サンガ買ッテクレルトイウ行為ガ、バンドヤッテテヨカッタト思エルンデ、コレカラモCDッテヤツヲヨロシクオ願イシマス！」とメッセージを送り、本編は盛大なシンガロングが沸き起こった「Emotions」で締めくくられた。アンコール曲「FLY AGAIN」ではDJ Santa Monicaが客席へダイブ。こうして今年の「CDショップ大賞」は熱狂の中で幕を下ろした。