このシリーズは10曲をMCなしのノンストップで披露するという趣旨のライブで、彼らは今回愛知、福岡、北海道、東京、大阪の5都市を訪問。昨日To-iがインフルエンザを発症したことがアナウンスされたため、ツアーファイナルは3人でのパフォーマンスとなった。ナタリーでは2月23日に東京・TSUTAYA O-EASTで行われた第1部の様子をレポートする。
ライブ開始前、スクリーンでは各メンバーがそれぞれ意気込みを語る映像が流れる。スラッシャー(ファン)に対抗心を燃やしたり告白したりと、彼らが発言するたびにフロアからは大きな歓声が上がった。すでに興奮状態の観客の前にMASAKI、To-i、RYUJIがゆっくりと現れ、一瞬遅れてTAKUMIがセンターへやってくると、いよいよ「TENKOUSEI」からライブがスタート。4人は「踊ろうぜみんなー!」と煽りながら「踊らにゃソン!Song!」「東京VIBRATION」と矢継ぎ早に楽曲を披露していった。
その後も勢いのあるアップテンポなナンバーが息つく暇もないほど畳み掛けられる。スラッシャーもペンライトを思いきり振って応戦し、場内はますますヒートアップ。9曲目の「ザ・ディッシュ~とまらない青春 食欲編~」ではアッパーチューンの連続でさすがに疲労した様子のTo-iが「なんだよこのセトリ!」と笑い、「お前がセトリ考えたんだよな、RYUJI!」と、このセットリストの仕掛け人であるRYUJIへ抱きついた。そしてメンバーは10曲のラストを飾る「FREAK SHOW」をやりきると、客席に向かってキャノン砲を放ちこの日の初戦をいったん締めくくった。
ホッとしたように小休止する4人は手加減なしの曲順に感想を言い合う。To-iが「マジね、このセトリやべえ! 超楽しいんだけど身体が……」と話すとRYUJIは「限界に挑戦してみようと思ったらこうなっちゃった(笑)」と明かす。TAKUMIはまだまだ元気な様子の観客を「スラッシャーのすごさを痛感した」と讃え、「メンバーとスラッシャーの成長を感じたステージでした!」とこのライブへの手応えを口にした。MASAKIは以前O-EASTに出演した際は対バンイベントだったことを振り返り、「単独でスラッシャーがこんなに集まってくれてすごいうれしかった」と喜びをあらわにした。そして4人は楽器を手にすると、TAKUMIの「ダンスロック“バンド”だから、弾く姿を見せなきゃバンドじゃない!」という言葉から「It's alright」「I Can Hear」を生演奏。最後まで全力のパフォーマンスを繰り広げ、「以上! DISH//でしたー!」と叫んで舞台をあとにした。
DISH//は3月5日にメジャー3rdシングル「FREAK SHOW」をリリースし、3月16日からは初のホールツアー「D//PINK」を開催。なおTo-iは明日3月2日および3日に福岡で予定されているライブイベントには欠席する。
DISH//「DISH//3rdシングルリリース記念バンドルライブ 皿 vs スラ “世界サラー級タイトルマッチ”~2014 冬→春編~」
2014年2月23日 TSUTAYA O-EAST 第1部セットリスト
01. TENKOUSEI
02. 踊らにゃソン!Song!
03. 東京VIBRATION
04. 晴れるYA!
05. ピーターパンシンドローム
06. 恋するSPY
07. Never stop now!
08. I Can Hear
09. ザ・ディッシュ~とまらない青春 食欲編~
10. FREAK SHOW
11. It's alright
12. I Can Hear
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