ミュージカル「Once」日本のカンパニーで初上演、主演は京本大我

京本大我が主演を務めるミュージカル「Once」が、9月に東京・日生劇場、10月に愛知・御園座、大阪・梅田芸術劇場 メインホール、福岡・博多座で上演される。

「Once」は、2007年に公開されたアイルランド映画「once ダブリンの街角で」をもとにしたミュージカル。2011年にアメリカのニューヨーク・シアターワークショップで開幕し、2012年にブロードウェイへ進出、その後トニー賞で8部門を受賞した。2014年に来日公演が行われ、今回初めて日本のカンパニーで上演される。

物語の舞台は、アイルランド・ダブリン。失恋を機にミュージシャンの道を諦めようとするストリートミュージシャンのガイ、チェコ移民のガール、そしてダブリンで暮らす個性豊かな人々の交流が描かれる。ガイ役を京本、ガール役をsaraが務め、ピアノ店の店員ビリー役を小柳友、スタジオエンジニアのエイモン役を上口耕平、ガールの同居人であるシュヴェッツ役をこがけんが担当。同じくガールの同居人であるアンドレ役を竪山隼太と榎木淳弥がWキャストで演じ、銀行の支店長役を佐藤貴史、ガールの友人レザ役を土井ケイト、ガイの元カノ役を青山美郷、MC役を新井海人、ガイの父親ダ役を鶴見辰吾、ガールの母親バルシュカ役を斉藤由貴が務める。演出を手がけるのは稲葉賀恵。

上演決定に際し、京本は「ジョン・カーニー監督の映画『ONCE ダブリンの街角で』が原作ですが、『はじまりのうた』、『シング・ストリート 未来へのうた』なども含め、もともと監督の作品が大好きだったので、ブロードウェイでも上演されている『Once』に出演させていただけること、非常に光栄に思います。歌だけではなく、楽器の演奏もすることになると思います。皆さんの心に響く表現ができるよう、作品としっかり向き合い、責任を持って務めさせていただきます。楽しみに待っていてください。劇場でお待ちしております」とコメントした。