「とおくのアンサンブル」が本日10月7日にメトロポリタンプラザビル自由通路(JR池袋駅)と東京芸術劇場アトリウムで開幕する。
「とおくのアンサンブル」は「東京芸術祭 2023」のプログラムの1つで、離れた場所にいるアンサンブルの演奏を、耳を澄ませて聴くコンサート。開幕に際し、コンセプト・演出・作曲を手がけるとくさしけんごは「この吹き抜け空間でのコンサートでは、総勢16名のトロンボーン奏者が、互いに離れた各所から交感しあう音で空間を包み込みます。柔らかく旋回する音に耳を澄ませてみてください。上下左右、前方後方。音には本来、方角や距離感があります。また残響にはその場所の地形が含まれています。音と地形はセット。耳を澄ませることは都市の中でも感じることのできる野生です。奏者も耳を澄ませています。互いにとおくに離れているからです。同時に出る、などのシンプルなアンサンブルは、通常の距離感を逸脱するとその質が変容します。原初的なアンサンブル。お聴きになる位置や移動で体験が変化します。ぜひ異なる時間や会場で聴き比べてみてください。ゆったりと全身で音を浴びる時間をお過ごしください」とコメントした。
本公演は10月14日にも行われる。
ステージナタリーでは「東京芸術祭 2023」に向けて、総合ディレクターの宮城聰と参加アーティストの三浦直之による対談を掲載している。「とおくのアンサンブル」
2023年10月7日(土)、14日(土)
東京都 東京芸術劇場 アトリウム、メトロポリタンプラザビル自由通路(JR池袋駅)
コンセプト・演出・作曲:とくさしけんご
コンサートマスター(トロンボーン):山下純平
出演(トロンボーン):安久津理子、岩倉宗二郎、上田愛香、大泉茉弓、覚張俊介、久保田和弥、櫻井俊、佐藤敬一朗、鶴田陸、手島敬人、東川暁洋、直井紀和、廣田純一、藤島裕也、山田航平
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とくさしけんごの耳を澄ませて聴くコンサート「とおくのアンサンブル」幕開け(舞台写真 / コメントあり)
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