範宙遊泳「バナナの花は食べられる」“小さなあたたかさ”反映したメインビジュアル公開

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7月から9月にかけて4都市で上演される範宙遊泳「バナナの花は食べられる」のメインビジュアルが公開された。

範宙遊泳「バナナの花は食べられる」メインビジュアル

範宙遊泳「バナナの花は食べられる」メインビジュアル

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メインビジュアルには、たかくらかずきが担当したイラストが収められた。たかくらは本作について「僕はこの作品の初演を見て『あたたかさ』を感じました。しかしそれは大自然の中の太陽のような、おおきなあたたかさとは違って、都会のビル群でPCやスマートフォンの光に照らされて生きる中に見出す、小さなあたたかさなんじゃないかと思ったのです」と述べ、「そんな『小さなあたたかさ』を都市生活のなかで発見する喜びを今回のメインビジュアルのテーマにしています。演劇公演もぜひ楽しみにお待ちください」とコメントした。

範宙遊泳「バナナの花は食べられる」より。(撮影:竹内道宏)

範宙遊泳「バナナの花は食べられる」より。(撮影:竹内道宏)[拡大]

山本卓卓が作・演出を手がける「バナナの花は食べられる」は、2021年3月に初演され、第66回岸田國士戯曲賞を受賞した作品。本作では、33歳独身、彼女なし、アルコール中毒、元詐欺師前科一犯の“穴蔵の腐ったバナナ”が、マッチングアプリを通じて、女に成りすますサクラのバイトをしていた別の“男”と出会うことから始まる物語が展開する。出演者には埜本幸良福原冠井神沙恵入手杏奈植田崇幸細谷貴宏が名を連ねた。

上演時間は約3時間。公演は7月28日から8月6日まで神奈川県 KAAT神奈川芸術劇場 中スタジオ、26・27日に福島・いわき芸術文化交流館 アリオス 小劇場、9月15日から17日まで兵庫・芸術文化観光専門職大学 静思堂シアター、9月22・23日に北海道・札幌文化芸術劇場 hitaru クリエイティブスタジオにて行われる。なお兵庫公演は「豊岡演劇祭2023」の上演演目にラインナップされている。

この記事の画像・動画(全12件)

範宙遊泳「バナナの花は食べられる」

2023年7月28日(金)~8月6日(日)
神奈川県 KAAT神奈川芸術劇場 中スタジオ

2023年8月26日(土)・27日(日)
福島県 いわき芸術文化交流館 アリオス 小劇場

2023年9月15日(金)~17日(日)
兵庫県 芸術文化観光専門職大学 静思堂シアター

2023年9月22日(金)・23日(土)
北海道 札幌文化芸術劇場 hitaru クリエイティブスタジオ

作・演出:山本卓卓
出演:埜本幸良福原冠井神沙恵入手杏奈植田崇幸細谷貴宏

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読者の反応

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りりぽん @kazumin_riri

台本読んでボロ泣きしたんだが実際観たらどうなるんだろう、、、観たいけど行けるかな、、、 https://t.co/LhkJQ7OOv7

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