劇団Willow’sが「夏の夜の夢」を通して“眼前に広がる人間社会”を描く

演劇ユニットWillow’s 5th Performance「夏の夜の夢」が5月11日から14日まで東京・王子小劇場にて上演される。

演劇ユニットWillow’sは、主宰の木川流が“今、1番やりたいシェイクスピア。1番伝えたいシェイクスピア。”を上演するべく立ち上げられたユニット。今回は、「夏の夜の夢」を上演する。

上演に向けて木川は「本作はコロナ禍の最中、我々が学生のころ構想を始めました。一人きり、家で戯曲を開いたとき、祭と夏の熱気に照らされて、直情的に台詞を交わしている姿に胸をうたれました。群像劇がおり重なるコメディ『夏の夜の夢』。私が重ねたイメージは、眼前に広がる人間社会です。夏の夜の夢の中で、観客と俳優の垣根を越え、シェイクスピアが描き出した祝祭の世界をあるがままに描きます。皆様と一つの芝居を共有できることに感謝を持って、演出を務めます」とコメントした。上演時間は1時間50分を予定。