Farm-Lab Exhibition パフォーマンス試作発表「『クィア』で『アジア人』であることとは?」とFarm-Lab Exhibition パフォーマンス試作発表「Education(in your language)」が昨日10月7日に東京・東京芸術劇場で開幕した。
ファーム(Farm)は、「東京芸術祭」の人材育成と教育普及の枠組み。研究開発を通じた人材育成のための“ラボ”と、教育普及のための“スクール”から成るプログラム。「『クィア』で『アジア人』であることとは?」ではフィリピン・マニラを拠点に活動するセリーナ・マギリューがディレクターを務める。Farm-Lab Exhibition パフォーマンス試作発表「Education(in your language)」ではy/nの
上演に向けてマギリューは「私たちが投げかけるのは、「『クィア』で『アジア人』であることとは?」という問い。永続に抗い、生きる現実とともに自らのアイデンティティを揺さぶる人々の存在を知ることの重要性を強調することで、私たちのパフォーマンスを力強いアクティヴィズムに昇華させたいと考えています」と言い、y/nは「シンガポール、台湾、フィリピンから来たアーティストたちのことを知り、ともにつくるための方法を探る。そのプロセス自体も含めて舞台の上に乗っているような、まさにワーク・イン・プログレスな作品になりました」とコメントした。公演はそれぞれ明日10月9日まで。
セリーナ・マギリュー コメント
フィリピンのマニラを拠点に活動する文化活動家のセリーナ・マギリューです。
私たちが投げかけるのは、「『クィア』で『アジア人』であることとは?」という問い。
永続に抗い、生きる現実とともに自らのアイデンティティを揺さぶる人々の存在を知ることの重要性を強調することで、私たちのパフォーマンスを力強いアクティヴィズムに昇華させたいと考えています。強力な社会的勢力が連携して、すでに周縁化されている人々から更なる搾取を働く様を明らかにし、社会に内在する暴力を踏まえた連帯のための対話を始めます。
さあ皆さんも是非、これから行われる私たちのパフォーマンス試作発表を目撃してください。Maraming salamat! Takits mga vebs! どうもありがとう!
y/nコメント
y/nが他のアーティストと作品をつくるのは今回が初。もちろん国際共同制作も初めてです。シンガポール、台湾、フィリピンから来たアーティストたちのことを知り、ともにつくるための方法を探る。そのプロセス自体も含めて舞台の上に乗っているような、まさにワーク・イン・プログレスな作品になりました。今日からの3日間、そしてさらに先の未来に向けてプログレスを続けます。
なおステージナタリーでは「東京芸術祭 2022」特集を展開している。関連する特集・インタビュー
Farm-Lab Exhibition パフォーマンス試作発表「『クィア』で『アジア人』であることとは?」
2022年10月7日(金)~9日(日)
東京都 東京芸術劇場 ロワー広場、アトリエウエスト
ディレクター:セリーナ・マギリュー
パフォーマー:葵、ノマド、吉澤慎吾
Farm-Lab Exhibition パフォーマンス試作発表「Education(in your language)」
2022年10月7日(金)~9日(日)
東京都 東京芸術劇場 アトリエイースト
ディレクター:y/n(
パフォーマー:ディア・ハキム・K.、クリスティ・レイ、シ グ ロ、橋本清(y/n)
※山崎健太の「崎」は立つ崎(たつさき)が正式表記。
関連記事
橋本清のほかの記事
リンク
桜 @Q0gtO43etrrfg
ステージナタリー / 未来に向けて…「東京芸術祭」Farm-Lab Exhibitionパフォーマンス試作発表がスタート https://t.co/tzo8QU9dyi https://t.co/SSszu26TOG