「羽世保スウィングボーイズ」の取材会が、去る5月21日に福岡・博多港 高速船クイーンビートル船内で行われた。
取材会には、華丸、斉藤が登壇したほか、南沢がリモートで出席。華丸にとって今作は、「めんたいぴりり~博多座版~」「熱血!ブラバン少女。」「めんたいぴりり~未来永劫編~」に続く、4度目の主演舞台となる。このことに華丸は「前回が好評でなければ今回はないはず。なので、4回目の主演舞台が決まったことで、これまでの公演が好評だったと実感しました」とコメント。初挑戦の和太鼓とタップダンスについては、そのハードルの高さから「台本を読んでもセリフが全然入ってこない」と本音を吐露しつつ、自身が出演する朝の番組の本番前に、タップの練習をしていることを明かした。
造船工場の社員食堂に勤めながら、パティシエの夢を追いかける向谷美咲役を演じる南沢は、役柄について「工場の皆さんを励ますような明るい存在になりたい」と目標を掲げる。なお、南沢が福岡・博多座の舞台に立つのは、今回が初めてのこと。福岡公演に向け、南沢は「博多のノリの良いお客さんに会えることを楽しみにしています」と期待を寄せた。斎藤演じる羽世保造船の工員・丸本淳平は、美咲に思いを寄せるキャラクター。斎藤は「南沢さんとロマンスがある内容で、台本を読んで気を失うかと思った」と発言し、会場の笑いを誘う。
最後に華丸は「コロナ禍でいろいろと制約もあり、厳しい条件の中で稽古・本番に臨みます。和太鼓やタップダンス、ジャズの生演奏など、新たな挑戦も多いので、新たな姿を見てほしいですね。本作は、8月に大阪・新歌舞伎座でも上演されます。このような時期に言いづらいことではありますが、是非多くの方に観ていただきたい」と呼びかけ、取材会を締めくくった。
公演は7月16日から27日まで福岡・博多座、8月28・29日に大阪・新歌舞伎座で行われる。チケットの販売は、福岡公演が5月29日、大阪公演が7月10日の、いずれも10:00にスタート。
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「羽世保スウィングボーイズ」
2021年7月16日(金)~27日(火)
福岡県 博多座
2021年8月28日(土)・29日(日)
大阪府 新歌舞伎座
作・演出:G2
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博多座 @hakatazatheater
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