令和3年6月歌舞伎鑑賞教室「人情噺文七元結」が、6月2日から23日まで東京・国立劇場 大劇場、25・26日に神奈川・神奈川県立青少年センター 紅葉坂ホールで上演される。
5代目尾上菊五郎が明治期に初演した「人情噺文七元結」は、初代三遊亭円朝が口演した人情噺を竹柴金作が脚色したもの。劇中では、江戸を舞台に、賭け事と酒が好きで、借金を重ねた主人公・長兵衛を中心にした物語が展開する。家計の苦しさを見かねた長兵衛の娘・お久は、両親に内緒で、長兵衛が仕事で出入りする店の女主人・お駒に「働かせてほしい」と頼み込む。親のため、つらい勤めを進んでしようとするお久の姿に心を打たれたお駒は……。
当代菊五郎が監修する今回では、
なお「人情噺文七元結」の上演前には、種之助による解説コーナー「歌舞伎のみかた」が設けられる。また「社会人のための歌舞伎鑑賞教室」と題し、6月11日と18日には18:00開演回が実施される。上演時間は途中休憩を含む約2時間。
令和3年6月歌舞伎鑑賞教室「人情噺文七元結」
2021年6月2日(水)~23日(水)
東京都 国立劇場 大劇場
2021年6月25日(金)・26日(土)
神奈川県 神奈川県立青少年センター 紅葉坂ホール
解説 歌舞伎のみかた
出演:
人情噺文七元結
口演:三遊亭円朝
脚色:竹柴金作
監修:
出演
左官長兵衛:
女房お兼:
和泉屋手代文七:
鳶頭伊兵衛:中村種之助
娘お久:
和泉屋清兵衛:市川團蔵
角海老女房お駒:
ほか
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尾上松緑が初役で長兵衛に、尾上菊五郎監修「人情噺文七元結」お兼役は中村扇雀
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