「Like A」続編の幕開けに辻凌志朗「演劇界に殴り込んでいきたい」
2019年1月14日 16:28
2 ステージナタリー編集部
去る1月12日、東京の全労済ホール / スペース・ゼロで舞台「『Like A』room[002]」が開幕。開幕に先駆け同日、同劇場でゲネプロとフォトセッションが行われた。
舞台「Like A」は、「Club SLAZY」シリーズで脚本・演出を務めた三浦香、脚本の伊勢直弘、振付の當間里美、楽曲制作のAsuというスタッフ陣が送るオリジナル作品。昨年2018年2月の前作「Like A」に続くシリーズ2作目となる。
BB役の辻凌志朗は続編となる本作について「前回からさらに世界観を広げられるのは、シリーズものならではの魅力」とアピールし、「この作品は隅々までとてもモダンな作りになっているので、その魅力を前面に押し出して演劇界に殴り込んでいきたいと思います」と気合十分にコメント。
バトラーを演じる石賀和輝は「みんな全力で稽古初日から突っ走ってきたので、お客様の反応がすごく楽しみです」と話し、インスペクター役を務めるSHUNは「今回からストーリーがグッと進むので、お客様をより一歩深いところに引き込めるのではないかと思います」と期待を煽る。また中谷優心は2度目のキーパー役に際して「前作でも、1公演ごとにこの役が愛おしくなった」と明かし、「団結力も増していると思うので、家族のような感覚です」カンパニーに信頼を寄せた。
アッシャー役の高崎俊吾は「前回を超えるエンタテインメントをお見せすることが、まず第一のハードル。この物語には謎が多いのでファンの方には待望の続編だと思います。たくさんの人に観てもらえるようがんばりたい」と意気込み、メートル・ドテールに扮する岩義人は「この作品の強みは、いろんなところで活躍する方々が集結していること。ほかにはないパワーが1作目より増してさらに素敵になっていると思いますので、応援よろしくお願いいたします」と述べる。
初参加の齋藤健心は「『Like A』の世界観を作り上げてきた(辻)凌志朗さんや、キャストの皆さんの思いや愛をしっかり受け継いで臨みたい」と抱負を語り、ベル役の橋本有一郎は「チームワークが強まったと思うので、一体感も味わいながら観てほしい」、ポーター役の今井稜は「セリフが少ない分ダンスで皆と語り合って、それをお客様にお届けできたら」とメッセージを送った。
さらにFC役の平牧仁は「五感をフルに使って楽しめる舞台ですし、席によって見えるものが変わってくるのも『Like A』のコンセプト。ちょっとのぞき見してるような気持ちで、1度のみならず2度3度……全通して下さい!」とアピール。最後に初登場の鎌苅健太は「ラグジュアリーで謎の多いミステリアスな物語の中に僕という爆弾みたいな存在が入ってきますので、爆発を起こせれば。素敵な作品になると思うので、この時間を一緒に楽しんでください」と呼びかけ、取材は終了した。
公演は1月20日まで。なお明日1月15日から本作がRakutenTVで配信されるほか、7月31日には公演DVDと劇中歌CDがリリースされる。劇場でDVDとCDを同時予約すると、その場でキャストビジュアルを使用した非売品の卓上カレンダーがプレゼントされるので、ファンはぜひチェックしてみては。
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