極上文學「こゝろ」が、12月13日に東京・紀伊國屋サザンシアター TAKASHIMAYAで開幕。開幕に先駆けて、12月12日に同劇場で公開場当たりとフォトセッションが行われた。
「極上文學」は、日本文学の名作を“読み師”や“具現師”“語り師”により立体的に表現する朗読シリーズ。本公演では夏目漱石の同名小説を原作としたストーリーが展開される。フォトセッションには出演者から
“私”を演じる櫻井は「緊張で吐きそうですが(笑)、自分らしさを出しつつ、全身全霊で『こゝろ』を愛して演じ切りたいと思います」と意気込み、同じく“私”役の内海は「耳と目でいろいろなことを感じていただける、ほかにはない朗読劇になっていると思います」と本作の魅力を語る。
「本格的な文学作品にお客様が触れる機会が少なくなってきている」と所感を述べるのはK役の芹沢。芹沢が「普段の生活では感じられないものを伝えられたら」とメッセージを送ると、同じくKを演じる松井も「僕たちが演じることで、作品の美しさや儚さをより鮮明に届けたい」と抱負を語る。さらにK役の釣本は本シリーズのファンだと言い、「自分にしかできないKをお見せしたい」と意気込みを述べた。
妻役の白石は2016年に東京・紀伊國屋サザンシアター(当時)で初舞台を踏んだと明かし、「当時は朗読劇のアンサンブル。役をいただいてサザンシアターに帰ってこられてうれしい」と胸の内を明かす。白石と共に妻を演じる東は、本作がマルチキャスティング上演であることに触れながら「1人変われば雰囲気が変わる作品。毎公演違った『こゝろ』が見られると思います」とアピールした。
また“語り師”の沢城は「キャストの方々が動いてくれるので、わかりやすく文学に触れることができる。若い方や文学に慣れていない方にも観ていただけたら」と呼びかけ、先生役の藤原は「マルチキャスティングではありますがみんなで心を繋いで、お客さまによいものをお見せできるようにがんばっていきたいと思います」とコメント。藤原と同じく先生を演じる平野は「本格的な文学作品ですが、見目麗しい男子たちがあんな姿やこんな姿になって、『これ大丈夫なのかな!?』というところまでお見せします。いろんな素肌や素顔が観られる、ということだけお伝えしておきます(笑)。乞うご期待!」と茶目っ気たっぷりにアピールした。
脚本を
なお本作の上演を記念し、東京・紀伊國屋書店 新宿本店2階で12月18日まで、東京・HMV&BOOKS SHIBUYAで12月24日までフェアを開催中。対象商品を購入すると“読み師”のビジュアルを使用した特典がプレゼントされる。また本公演のDVD発売も決定しており、発売日前日までにCLIEの通販サイト・CLIE TOWNで予約すると、非売品の舞台写真セットが贈られる。詳細は公式サイトで確認しよう。
本格文學朗読演劇シリーズ第13弾 極上文學「こゝろ」
2018年12月13日(木)~18日(火)
東京都 紀伊國屋サザンシアター TAKASHIMAYA
原作:夏目漱石
脚本:
演出:
キャスト
読み師私:
K:
妻:
先生:
福島悠介、百瀬友水、毛利光汰、
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極上文學「こゝろ」に平野良「見目麗しい男子たちのあんな姿やこんな姿が」 - ステージナタリー
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