来年2019年2月に福岡・博多座で上演される、宝塚歌劇宙組「ミュージカル・プレイ『黒い瞳』-プーシキン作『大尉の娘』より-」「スーパー・レビュー『VIVA! FESTA! in HAKATA』」の取材会が11月12日に福岡市内で行われ、宙組トップスターの
脚本を柴田侑宏、演出・振付を謝珠栄が手がける「黒い瞳」は、ロシアの文豪プーシキンの「大尉の娘」をモチーフとしたミュージカル。青年将校のニコライを演じる真風は「ロシア独特の雰囲気の中で、人間関係がドラマチックに描かれる作品です」と「黒い瞳」を紹介し、「ニコライは貴族出身の青年将校。意識的ではなく、潜在的な育ちのよさを切り口に役を作っていきたい。歴代の諸先輩方が演じてこられたお役ですので、いろいろ勉強させていただきたいと思っています」と意気込みを語る。ニコライと恋に落ちる大尉の娘・マーシャを演じる星風も「マーシャは、ニコライを一途に思い続ける素敵な女性。お芝居、歌、踊りでしっかり表現できるようお稽古に励みたいです」と意欲を見せた。
中村暁が作・演出を務める「VIVA! FESTA! in HAKATA」は、昨年17年に宙組が発表した「VIVA! FESTA!」を博多座バージョンに変更して上演するもの。本作について、真風は「初めての方にも楽しんでいただける作品。YOSAKOIソーランのシーンは、日本人でしたら血が騒ぐのではないでしょうか!?(笑) 九州のお客様と一体となって盛り上がれたらうれしいです!」とコメント。また自身が熊本県出身であることに触れ、「博多座には地元熊本から観劇に来たり、(星組時代に出演した)『ロミオとジュリエット』の公演をさせていただいたりと思い出があります。九州で公演をさせていただけるということで、地元の皆さんも喜んでくれていますし、私自身も今からワクワクしております」と笑顔を見せた。
星風は、今年18年が宙組誕生20周年であることに言及しつつ、「これからも宙組の一員として、この先の未来へどんどんつなげていけるように、身を引き締めて博多座公演に臨みたいと思います」と抱負を語る。続く真風も「自分の宝塚人生にとって忘れられない瞬間、忘れられない1年になりました」と振り返り、「皆様がつないできてくださったバトンを、自分自身もしっかりと受け継いでいかなければ。20年分の宙組の思い、伝統や歴史……たくさんの思いを胸に、博多座公演に向けて一丸となってがんばりたいと思います」と決意を新たにした。
宝塚歌劇宙組「ミュージカル・プレイ『黒い瞳』-プーシキン作『大尉の娘』より-」「スーパー・レビュー『VIVA! FESTA! in HAKATA』」
2019年2月2日(土)~25日(月)
福岡県 博多座
「ミュージカル・プレイ『黒い瞳』-プーシキン作『大尉の娘』より-」
「スーパー・レビュー『VIVA! FESTA! in HAKATA』」
作・演出:中村暁
出演:真風涼帆、星風まどか
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