「戦刻ナイトブラッド」赤澤燈ら「全身全霊で」と気合十分、BD/DVDも発売決定

舞台「戦刻ナイトブラッド」が、本日8月16日に東京・天王洲 銀河劇場で開幕。これに先駆け、本日同会場にて囲み取材が行われた。

取材には、豊臣秀吉役の赤澤燈、織田信長役の久保田秀敏、上杉謙信役の前山剛久、前田利家役の山本一慶、上杉景勝役の荒牧慶彦が扮装姿で参加。赤澤が「荒牧と一慶とはプライベートでもよく一緒に遊んでいるので、2人と久々に共演できるのが素直にうれしいです」と切り出すと、久保田も「ここにいるみんな、別の作品でも一緒にお仕事させていただいているのでまた共演できるのが楽しみです」と続く。さらに久保田が「織田信長という威厳のある役をいただけてうれしい」と自身の役どころへの感想を口にすると、前山は「まっきー（荒牧）の父親を年下の僕が演じるって聞いて、相当驚きましたね（笑）」と荒牧と父子関係を演じることになった思いを冗談を交えつつ語り、会見場を和ませた。

山本と荒牧は、ゲームおよびアニメ版で同役の声優を務めている。山本は「声優の先輩に教わりながら、壁を1つひとつ乗り越えてきました」とゲームとアニメ版を振り返り、「今回は声優としての経験をふまえて、俳優である自分らしさをどう出せるかが楽しみ」と意気込む。荒牧は「舞台版では、それぞれの役を誰がやるのかな？と思っていたら、こうして親しい役者友達……ライバルでもあるんですけど、とても信頼を置いてる人たちがこうして集まってくださったので、これは間違いなくいい舞台になるなと思いました」と手応えを明かし、「いわゆる2.5次元と言われている舞台で多くの経験を積ませてもらってる僕たち役者陣が、若手の俳優を引っ張って、いろんな化学変化を起こしながら、この舞台を作っていけたら」と目標を掲げた。

最後に赤澤が「ここにいる4人はもちろん、信頼できる役者がそろっているなと個人的に感じています。みんなとのチームワークで1つの方向を向いて、全身全霊で作品を作っていけると思っておりますので、最後までみんなで駆け抜けたいと思います。みなさんが元気に笑顔で帰っていただけるようがんばります！」と宣言し、会見を締めくくった。

オトメイト、KADOKAWA、マーベラスの共同原作によるスマートフォン向けゲームアプリ「戦刻ナイトブラッド」は、乱世を生きる武将たちが、プレイヤーである主人公を巡って熱い戦いを繰り広げる“戦国恋愛ファンタジー”。舞台版は脚本を登米裕一、演出を小野真一が手がける。

上演時間は途中休憩なしの約2時間。公演は8月26日まで。なおこの度、本作のBlu-ray / DVDが、来年2019年1月9日に発売されることが決定した。Blu-ray / DVDには、本編映像のほか、バックステージの模様が収められる。また8月26日22:00から9月17日23:59の間は、ニコニコ生放送にて有料最速ディレイ放送が行われる。