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木ノ下歌舞伎「三番叟・娘道成寺」が松本で開幕、木ノ下裕一が手ごたえ

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信州・まつもと大歌舞伎関連公演 木ノ下歌舞伎 舞踊公演「三番叟」より。(撮影:山田毅)

信州・まつもと大歌舞伎関連公演 木ノ下歌舞伎 舞踊公演「三番叟」より。(撮影:山田毅)

木ノ下歌舞伎 舞踊公演「三番叟」「娘道成寺」が、昨日6月15日に長野・まつもと市民芸術館 小ホールにて開幕した。

本公演は、信州・まつもと大歌舞伎関連公演の1作品として、松本でのみ上演されるもの。「三番叟」は、杉原邦生の演出により2008年に初演され、再演が重ねられている舞踊作品。今回は、振付をBaobab・北尾亘が担当し、北尾と坂口涼太郎、内海正考が出演する。併演の「娘道成寺」は、上演のたびに進化を遂げている、約60分間のソロダンス作品。演出・振付・出演をKIKIKIKIKIKIのきたまりが務める。

木ノ下歌舞伎主宰の木ノ下裕一は、「どちらも題材は“古典”ですが、“現代のわたしたち”のための作品になっているという手応えがありました。一言でいえば、木ノ下歌舞伎はそれがしたくて活動してきたのでした」と感慨を述べている。公演は6月17日まで。

木ノ下裕一コメント

昨日の初日を客席で観ていて、「こういう『三番叟』と『娘道成寺』を観たかった!」と思いました。やがて死んで行く私たち人類すべて“生”を抱きかかえるように丸々祝福(肯定)する『三番叟』。古典舞踊が持つ身体の豊かさを引き継ぎながら、人間が生きて在ることの“かなし(いとし)さ”を体現した『娘道成寺』。
どちらも題材は“古典”ですが、“現代のわたしたち”のための作品になっているという手応えがありました。一言でいえば、木ノ下歌舞伎はそれがしたくて活動してきたのでした。だから、そういう作品をお客さんに届けることができて、とても幸福な時間でした。

信州・まつもと大歌舞伎関連公演 木ノ下歌舞伎 舞踊公演「三番叟」「娘道成寺」

2018年6月15日(金)~17日(日)
長野県 まつもと市民芸術館 小ホール

監修:木ノ下裕一
美術:杉原邦生

「三番叟」

演出:杉原邦生
振付:北尾亘
音楽:Taichi Master
出演:北尾亘、坂口涼太郎、内海正考

「娘道成寺」

演出・振付・出演:きたまり

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