「信州・まつもと大歌舞伎」関連公演で地歌舞伎、神楽、寄席、人形浄瑠璃

「信州・まつもと大歌舞伎2018」関連公演が、6月9・10、16・17日に長野県各所で実施される。

「信州・まつもと大歌舞伎」は、2008年以来、長野・まつもと市民芸術館で行われている企画。同劇場の芸術監督で、「渋谷・コクーン歌舞伎」の演出を手がける串田和美と、十八世中村勘三郎（当時勘九郎）によって始められ、毎回多数の市民が参加している。

今回は関連公演として、6月9日に東濃歌舞伎中津川保存会による地歌舞伎「壽曽我対面 工藤館の場」がキッセイ文化ホール 中ホールにて、10日にひろしま安芸高田神楽 桑田天使神楽団 儀式舞「神迎え」「紅葉狩」「八岐大蛇」がキッセイ文化ホール 中ホールで上演。また16日には神田松之丞の講談、桂宮治の落語、三増紋之助の江戸曲独楽が披露される「子ども寄席」が信毎メディアガーデンで、17日には淡路人形座による人形浄瑠璃「戎舞」「玉藻前曦袂 神泉苑の段・狐七化けの段」がキッセイ文化ホール 中ホールで行われる。

なお本公演の「切られの与三」は6月12日から18日まで、まつもと市民芸術館 主ホールにて。関連企画の1つである木ノ下歌舞伎の舞踊公演「三番叟」「娘道成寺」は6月15日から17日まで、まつもと市民芸術館 小ホールで上演される。