目に見えないものの存在を“聴く”、パスカル・ランベール「GHOSTs」開幕

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青年団国際演劇交流プロジェクト2018「GHOSTs」が、本日5月5日に東京・こまばアゴラ劇場で開幕する。

青年団国際演劇交流プロジェクト2018「GHOSTs」より。(c)宮本雅通

青年団国際演劇交流プロジェクト2018「GHOSTs」より。(c)宮本雅通

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青年団国際演劇交流プロジェクト2018「GHOSTs」チラシ表

青年団国際演劇交流プロジェクト2018「GHOSTs」チラシ表[拡大]

本作は、フランスの劇作家、演出家で、パリのブッフ・デュ・ノール劇場アソシエートアーティストのパスカル・ランベールによる作品。昨年2017年に台北アートフェスティバルの委嘱で、台湾の台南人劇団と制作されたものを、今回は平田オリザの台本により、日本語版として立ち上げる。

すべてが真っ白な空間で、6人の若い兄弟姉妹は“家族の儀式”を、死と記憶の召喚に変えていき……。開幕に際しパスカル・ランベールは「僕が一番大事にしてきたのは、この日本とアジアに関わる物語、生者と死者の絆、目に見えないものの存在を、聴いてもらうことだった」「これは日本とアジアだけでなく、地球全体に関わることだ」とコメントを寄せている。上演時間は休憩なしの約2時間。公演は5月9日まで。

パスカル・ランベール コメント

パスカル・ランベール (c)Patrick Imbert

パスカル・ランベール (c)Patrick Imbert[拡大]

素晴らしい日本語台本と俳優たちの助けを借りて僕が一番大事にしてきたのは、この日本とアジアに関わる物語、生者と死者の絆、目に見えないものの存在を、聴いてもらうことだった。若さの解放と自由の必要性についても聴いてもらいたいと思った。これは日本とアジアだけでなく、地球全体に関わることだ。

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青年団国際演劇交流プロジェクト2018「GHOSTs」

2018年5月5日(土・祝)~9日(水)
東京都 こまばアゴラ劇場

作・演出:パスカル・ランベール
日本語台本:平田オリザ
出演:佐藤岳、谷川翔吾、名古屋愛松崎義邦(「崎」の字は立つ崎が正式表記)、森一生、米津知実

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読者の反応

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はせ @goodbye_dolls

記事上がってんじゃーん。
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