「ふじのくに→せかい演劇祭2018」の全ラインナップが発表された。
新たに発表されたのは4演目。ドイツのベルリンからはトーマス・オスターマイアー演出「民衆の敵」、フランスのリモージュからはジャン・ランベール=ヴィルドによる二人芝居「リチャード三世 ~道化たちの醒めない悪夢~」、オーストラリアのメルボルンからはジャック・チャールズによるミュージックワンマンショー「ジャック・チャールズ vs 王冠」、メキシコのメキシコシティからはダミアン・セルバンテス作・演出「大女優になるのに必要なのは偉大な台本と成功する意志だけ」が集まった。いずれも日本初演となる作品だ。
「ふじのくに→せかい演劇祭」は、「ふじのくに(静岡県)と世界は演劇を通じてダイレクトに繋がっている」というコンセプトのもと、静岡で毎年開催されている舞台芸術イベント。今年2018年は、すでに発表されていた4演目と合わせ、全8作品が披露される。さらに例年行われている路上パフォーマンス「ストレンジシード」や、シンポジウム「広場トーク」、お茶摘み、「みんなのnedocoプロジェクト」「フェスティバル bar / フェスティバル garden」などの関連企画を今年も開催。各イベントの詳細は公式サイトで確認を。チケットは、SPACの会会員先行予約を2月24日10:00より受け付け、一般前売を3月3日10:00に開始する。
「ふじのくに→せかい演劇祭2018」
2018年4月28日(土)~ 5月6日(日)
静岡県 静岡芸術劇場、舞台芸術公園、駿府城公園 ほか
「寿歌」
2018年4月28日(土)・30日(月・振休)
静岡県 舞台芸術公園 野外劇場「有度」
作:
演出:
出演:
「民衆の敵」
2018年4月29日(日・祝)・30日(月・振休)
静岡県 静岡芸術劇場
作:ヘンリック・イプセン
演出:トーマス・オスターマイアー
出演:クリストフ・ガヴェンダ、コンラート・ジンガー、エファ・メクバッハ、レナート・シュッフ、ダーヴィト・ルーラント、モーリッツ・ゴットヴァルト、トーマス・バーディンク
「夢と錯乱」
2018年4月28日(土)~30日(月・振休)
静岡県 舞台芸術公園 屋内ホール「楕円堂」
作:ゲオルク・トラークル
演出:クロード・レジ
出演:ヤン・ブードー
「リチャード三世 ~道化たちの醒めない悪夢~」
2018年4月28日(土)~30日(月・振休)
静岡県 舞台芸術公園 稽古場棟「BOXシアター」
原作:ウィリアム・シェイクスピア
演出:ジャン・ランベール=ヴィルド ほか
出演:ロール・ヴォルフ、ジャン・ランベール=ヴィルド
「マハーバーラタ ~ナラ王の冒険~」
2018年5月3日(木・祝)~6日(日)
静岡県 駿府城公園 紅葉山庭園前広場 特設会場
台本:久保田梓美
演出:宮城聰
音楽:棚川寛子
空間構成:木津潤平
出演:SPAC
「シミュレイクラム/私の幻影」
2018年5月3日(木・祝)・4日(金・祝)
静岡県 静岡芸術劇場
演出・振付:アラン・ルシアン・オイエン
歌舞伎舞踊振付・音楽「Natsue」:
出演・振付:小島章司、ダニエル・プロイエット
「ジャック・チャールズ vs 王冠」
2018年5月6日(日)
静岡県 静岡芸術劇場
作:ジャック・チャールズ、ジョン・ロメリル
演出:レイチェル・マザ
出演:ジャック・チャールズ ほか
「大女優になるのに必要なのは偉大な台本と成功する意志だけ」
2018年5月4日(金・祝)~6日(日)
静岡県 レストランフランセ 3F
作・演出:ダミアン・セルバンテス
出演:ディアナ・マガジョン、マリ・カルメン・ルイス
※初出時、「寿歌」の上演スケジュールに誤りがありました。訂正してお詫びいたします。
関連記事
SPACのほかの記事
リンク
- ふじのくに⇄せかい演劇祭2018
※記事公開から5年以上経過しているため、セキュリティ考慮の上、リンクをオフにしています。
ステージナタリー @stage_natalie
「ふじのくに→せかい演劇祭2018」全ラインナップを発表 https://t.co/MgLSjwACHY https://t.co/zFrqbM7zSy